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夏だ!チューブ祭りだ!と言っても「おいしいチューブ」についてだった件について

2018.06.29

そろそろ夏が感じられるこのタイミングに「チューブ祭り!」と言われると世代的にはどうしても「♪ストップ・ザ・シーズン〜」のあのチューブでしょう?と反応してしまう。だが言ってるのが「秘密のケンミンSHOW」と知ると、ちょっと待てよ、となる。よくよく聞くと、各地の県民熱愛のチューブに入った調味料という、なんだか細かーいとこ突いてくる企画だった。7月5日放送の「秘密のケンミンSHOW」ではこのチューブ入りの調味料を各地で取材している。
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確かに、意外にあるある、チューブ入りの微妙な郷土の調味料。福岡県出身の筆者は今でも実家に帰ると、戻る時に空港でチューブに入った柚子コショウを買ってしまう。何かそういう、ちょっとだけ特殊な、その土地独特の調味料をチューブに入れて売っている県は多いようだ。柚子コショウにしても、わざわざ買って帰る必要あるっけ?とも思うが、あの絶妙にブレンドされた調味料はなかなか手に入らないのだ。

そんな、その県に行くとスーパーで腐るほど売っていてありがたみがないけど、その県を離れるとどこにも売ってなくて悔しい気持ちになる。そんなレア物のチューブ入り調味料特集が「チューブ祭り」だ。「♪ストップザシーズン〜」はまったく関係ないけど頭の中でBGMとして鳴らして書き進めよう。

出てくるのは全部で7つ。福島県の「楚人冠ヨーグルト」、愛知県の「つぶあんトッピング」、岩手県の「子持ちめかぶ」、群馬県の「まるへいの田楽みそ」、長野県の「ナガノトマトのなめ茸」、岐阜県の「くるみ入りごへいたれ」、兵庫県の「餃子の味噌だれ」。

めざといあなたなら、まずピン!と来たかもしれない。そう、岐阜県の「ごへいたれ」とは「ごへいもち」のたれ!朝ドラ「半分、青い」の主人公すずめの実家の食堂の看板メニューだ。漫画の師匠・秋風羽織とすずめとの縁をつないだおいしさの、あれ!

あの不思議な食べ物「ごへいもち」が、このチューブをおもちにかければすぐにできてしまう!ごはんにかけたり、冷奴にかけても使うそうだ。くるみとピーナツを練ってつくるというから、確かに、何にかけてもおいしそう!
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やっぱ来たよ!と言いたくなるのが愛知県の「つぶあんトッピング」。何しろなんにでもあんをかけたがる愛知県民。スイーツにかけるのが基本と言いつつ、出た!トーストにかけて小倉あんトーストもできちゃうと言う。できちゃうから食べるかどうかはわからないぞ!
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個人的にそそられたのが長野県の「ナガノトマトのなめ茸」。えのきだけを煮込んで作ったなめ茸をチューブに入れたものだが、瓶ではなくチューブになるだけで、いろいろな使い方がイメージできてくる。ごはんや大根おろしとも相性良いが、パスタにかけると和風きのこパスタになるのは意表を突かれる。おとり寄せしてみようかな!
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あと、不思議だったのが兵庫県の「餃子の味噌だれ」。神戸の中華街・南京町では餃子に味噌だれを添えて出すのだそうだ。中華街なのに味噌?だが神戸の人はとくに疑問も持たずにずーっと味噌だれで餃子を食べていたという。これもちょっと、やってみたい食べ方だなあ!
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とにかくこの「チューブ祭り!」。県民が愛する味が全国各地でチューブになっているのが視点として面白い。7月5日放送の「秘密のケンミンSHOW2時間SP」で自分の目で確かめてほしい。あなたの県には、どんなチューブがあるかも、調べてみるといいかもしれないぞ!

【文:境 治】
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