神戸イケメンはイケメンな上にセンス抜群でぐうの音も出ない!

2018.02.19

1月にも宮城県の伊達男を紹介して男前祭り第4弾を放送した「秘密のケンミンSHOW」。2月15日の回で、今度は兵庫県は神戸でイケメンを探して「男前祭り・神戸篇」を放送した。

神戸と言えば明治以来海外の入り口として栄えた港町。ハイカラな町並みを行き交う人びとはそこはかとなくおしゃれだ。しかもこれみよがしではなく、普通にTシャツを着ていてもハットが粋だったり、年配の一見おじさんでもよく見るとこじゃれたアクセサリーをしている。うーん、できる!これは神戸のイケメンはただのイケメンでは済みそうにないぞ!
初っぱな登場したのはシンプルな薄手のコートを着こなす超スタイリッシュなイケメンだ。21才というのだが、落ち着いていてアダルトな雰囲気ぷんぷんだ。格闘技をやっていていまはフィットネスで働いているそうだ。図々しくも腹筋を見せてもらうと美しく割れていてポーッと見とれそうだ。
次に出会ったメガネの青年36才、フードのついたコートにマフラーを粋に捲き、裸足に白いスニーカー、破れたジーンズはくるぶしが見える短さ。これは下手に真似すると思い切りハズすファッションだがなぜかこのお兄さんだと決まってる。他県民は降参するしかない。
三宮センター街で発見した二人の青年はまだ高三?なのに、どうしてモノトーンの装いがシックに決まっているのか。耳にリングをぶら下げているがちっともちゃらく見えないのは育ちと品が根本的に違うのだろう。南京町で北京ダックを食べてきたところだと言う。高校生同士で北京ダックをてらいもなく食べにいけるなんて、他県民からは考えられないだろう。
神戸芸術工科大学の見寺貞子教授によれば、神戸港開港以来、神戸には西洋文化がいち早く入ってきて生活スタイルとして培ってきた歴史から生まれたスタイリングだという。明治2年に旧居留地に英国人が西洋服のお店を開いたのがきっかけだろうとのことだ。そのセンスに魅了された職人たちが「神戸洋服」を生み出したのだそうだ。洋服の町となった神戸市民は、トータルコーディネートが上手い。確かに言われてみれば、おじさんから高校生まで、ちゃんと頭からつま先までスタイリングしている。そんな歴史に培われたセンスなら、他県民が追いつけるはずもない。
さて神戸イケメンセレクション、数多く紹介された中でひときわ目を引いたのが、紅茶専門店「神戸紅茶」で働く”ジェンダーレスな”イケメンボーイ。ほんの数秒しか映らなかったが、目がハートになった女子が続出し、ツイッターでも盛り上がっていたようだ。
ただ、その「神戸紅茶」さんのツイートによるとこのボーイはいつもお店に出ているわけではないらしい。
とのことなので、ボーイに会いたいみなさんは、「神戸紅茶」さんに一日お店勤務をお願いしてみるといいかもしれない。

とにかくセンス抜群の神戸イケメン。遊びに行って街を歩くと、男子とすれちがうたびに胸をズキュンと撃ち抜かれるのでご注意を。
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