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【連載】気になるCM掘り下げ隊

15年ぶり!細川ふみえのテレビCMアース製薬「バスロマン」が令和に復活した理由

2021.12.28

15年ぶり!細川ふみえのテレビCMアース製薬「バスロマン」が令和に復活した理由
©ytv
真冬の寒さがこたえるこの季節。入浴剤のテレビCMを多くみかけるようになる時期だが、過去を振り替えると、さまざまな芸能人による入浴剤のテレビCMが存在した。
中でもインパクト大だったのが、15年前にオンエアされた細川ふみえさん出演のアース製薬「バスロマン」。「Let’s!バスロマン」の掛け声で、当時グラビアアイドルとして活躍していた細川さんがバスタオル1枚でお風呂の中で歌って踊る。最後にはバスタオルがハラリと落ちるシーンがあり、ちょっとドキドキした人も多かったかもしれない。
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そんな細川ふみえさんが出演する、「バスロマン」のテレビCMが、この冬令和版として復活している。出演しているのはもちろん細川さん本人。「Let’s!バスロマン」の掛け声も健在だ。
なぜ15年の時を経てこのCMが復活したのか? 「バスロマン」のCM制作に関わったブランドマーケティング部・高橋ブランドマネージャーに、お話しを伺った。

--細川ふみえさんのテレビCMが令和版として復活した理由は?

「2021年もコロナ禍によって外出もままならない1年でした。アース製薬としても『こんなご時世だから、おうち時間はできるだけ楽しく過ごしていただきたい』という想いがありましたが、皆様の記憶の中にある“明るく楽しいお風呂”のひとつは、15年前の細川ふみえさんが出演していたバスロマンCMかもしれない。そう思ったのです」

--令和版のCMでも細川さんの「Let’s!バスロマン」の掛け声はもちろん、ちょっとセクシーでかわいらしい雰囲気は健在でした。撮影中の細川さんはどんな様子でしたか?
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「お風呂での撮影だったので湯冷めの心配がありましたが、常に笑顔を絶やさず一生懸命演技してくださいました。細川さんの魅力は容姿の美しさはもちろんですが、ずっと変わらぬ誠実さや愛嬌、あたたかい人柄なのかなとも感じます。
またメイキング動画でも公開されていますが、撮影中は細川さんが感極まって涙ぐむ場面もありました。振り付けが15年前と同じ先生だったこともあり、当時のCMはご自身にとっても良い想い出だったのだろうなと思います」
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--その一方で、途中で子どもたちが登場してダンスを踊るシーンがあるなど、15年前にはない演出もあります。その狙いはどんなところにあるのでしょうか?
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「CMの最後に細川さんの『これが令和のバスロマン!』というセリフがありますが、バスロマンは1964年の発売以来、家族みんなが楽しめるよう常に進化しています。子どもたちの演出は、その進化を表現することが狙いです。また、現在バスロマンは全6シリーズ、20種類以上とラインナップが豊富になっていますので、その点も伝わるように意識しました。お気に入りの入浴剤を見つけていただきたいです」

--ちなみに15年前と現在で、一番進化したのはどの点でしょうか?

「細川さんのテレビCMから12年後の2018年、バスロマンは大幅リニューアルを実施しています。一番分かりやすい点は、1964年の発売以来採用してきた缶タイプをやめ、環境への配慮から紙容器へと変更したこと。ほかにも香りを濃縮したことにより香り立ちを良くしていますし、温まり感とうるおい感を高めるために、温泉成分を高配合にしています」

--CMで表現したいのは「懐かしい!」だけではないということですね。

「創業以来ずっと大切にしている“明るく楽しいお風呂”というコンセプトは変わっていませんが、製品が進化していることをもっとたくさんの人に知ってほしい。そして当時はバスロマンを使っていたけれど、今はもう使っていない。そんな方にもCMを通じて製品を思い出していただき、再び使用していただければ幸せです」

【取材・文 高山惠】
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