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【連載】気象予報士・蓬莱大介の【お天気ライブ ほうらい屋】【37】

【花粉症の解説】4~5月は、スギ・ヒノキ以外にも要注意!

2022.04.14

蓬莱大介(気象予報士)
【花粉症の解説】4~5月は、スギ・ヒノキ以外にも要注意!
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テレビでは、3年ぶりの桜の通り抜けが開催されるなどのニュースが伝えられています。

大阪市内ではソメイヨシノが葉桜になり、4月半ば、遅咲きの八重桜が各地で咲いています。

花びらの枚数が多いのが、八重桜の特徴ですね。
今年は早めの初夏の到来によって、すでに暑さと紫外線が気になりますが、まだ花粉症の症状が出ている方も多いのではないでしょうか?

実は、今年2月、3月のスギ花粉量は去年に比べると大幅に少なく観測されました。
一方で、4月に入ってヒノキ花粉は去年よりも多く飛んでいる所もあり、4月になってから症状がひどくなった方も多いかと思います。いま、そのヒノキ花粉のピークも過ぎようとしています。

あぁ。これで一安心・・・と思いきや!
まだ油断はできないのです。
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スギ、ヒノキ以外にも4月~5月は、イチョウ、ケヤキ、マツなどの我々の生活圏にある植物が花粉を飛ばしていて、それらによってまだ症状がひどくなっている方もいるかもしれません。(ちなみに僕はそうです・・・)
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新緑の5月からは、イネ科の花粉もピークとなります。
イネ科の花粉はどういったものか知っていますか?
お米の稲というよりは、カモガヤ、ススキ、スズメノテッポウなどの河川敷や公園の草むらにあるような植物、いわゆる雑草系が花粉を飛ばすのです。
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これから気候も過ごしやすくなり、お散歩や体を動かそうと考えている方も多いでしょう。
イネ科の花粉対策は、とにかく草むらに近づかないこと。
スギ、ヒノキのように数十キロ先などと遠くに飛ばしません。せいぜい百メートル。
犬の散歩で草むらに近づくことがあるかもしれませんが、家に帰ったら体を少し払ってあげると、その花粉を自宅に持ち帰らず済むかもしれませんね。
おしゃれな服を着せるとかもありですね。

大型連休がそろそろ気になる頃ですが、その前にまだ当分、花粉対策はしっかりとしていきましょう!
プロフィール
蓬莱大介(ほうらい・だいすけ)
気象予報士・防災士。1982年兵庫県明石市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2011年読売テレビ気象キャスター就任。 現在、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウエークアップ」にレギュラー出演中。読売新聞(全国版)で連載記事「空を見上げて」を執筆。
著書 「クレヨン天気ずかん」(2016年主婦と生活社)
「空がおしえてくれること」(2019年 幻冬舎)
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