
【連載】気象予報士・蓬莱大介の【お天気ライブ ほうらい屋】【56】
【蓬莱さんの季節だより】梅雨の散歩
2023.06.28
蓬莱大介(気象予報士)7月の気温は全国的に平年より高い傾向、降水量も多い傾向。
例年以上に高温多湿で大雨にも警戒が必要な梅雨です。
梅雨明け直前は、奄美では線状降水帯(災害級の大雨)が発生しました。九州〜東北も他人ごとではなさそうです。
天気予報で大雨が予想されているタイミングでは、警戒し事前の備えをしていただきたいところです。
とはいえ、梅雨空はずっーと災害級の雨かというと、そうではありません。
日常ではまだ当分、雨が降ったり止んだり、たまに晴れ間が出たりの天気とお付き合いになります。
そんな梅雨空、外に出るのが億劫になるかもしれませんが、逆にそんな時こそちょっと散歩するのも悪くないかもしれませんよ。
先日、僕は大阪城公園を歩いてみました。
雨上がりに緑のある場所を歩くとマイナスイオンなのか、心地よく感じました。
おすすめの時間は朝か夕方〜夜のはじめ頃。昼間はさすがに暑いし、紫外線も気になりますね。
大阪城公園には梅林があります。
3月は梅が咲き誇るその場所が、今行くと緑が生い茂る幻想的な風景に変貌していました!
今年初めて気づきました!

梅雨は紫陽花だけではありません。
ランタナ、ドクダミ、ハス、睡蓮、シロツメクサ、アガパンサス。


春の沈丁花、夏のクチナシ、秋の金木犀と言われます。

蓬莱大介(ほうらい・だいすけ)
気象予報士・防災士。健康気象アドバイザーと熱中症対策アドバイザーの資格を持つ。
1982年兵庫県明石市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2011年読売テレビ気象キャスター就任。 現在、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウェークアップ」にレギュラー出演中。読売新聞(全国版)で連載記事「空を見上げて」を執筆。
著書 「クレヨン天気ずかん」(2016年主婦と生活社)
「空がおしえてくれること」(2019年 幻冬舎)
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