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初登場から23年!ブレンディ®と原田知世の関係とは?

2018.05.08

味の素AGF社のコーヒーブランド「ブレンディⓇ」。その新CMのオンエアが今週から始まった。出演は、もちろん女優の原田知世さん。同ブランドのテレビCMの出演は、これが35作目! 初登場は何と23年も前のことだ。もはや“味の素AGF社のブレンディⓇというより、“原田知世のブレンディⓇと思ってる人もいるんじゃないだろうか(笑)。

そこで気になるCMに迫る『読みテレ』編集部、今回はブレンディⓇと原田知世の関係に注目してみた。なぜ、彼女はこれほど長く同じCMに出演しているのか。答えてくれたのは同社・広告グループの池田佳奈さん。そもそも原田さんを起用したきっかけは?

「初めて原田さんにご出演いただいた1995年は、ブレンディⓇのブランドイメージを大きく変えた年でした。それまでコーヒーには、“海外の方が飲むもの”というイメージがあって、80年代はブレンディⓇのCMも外国の方を使って作っていたんです。当時はまだコーヒーに“特別な飲み物”、“憧れの飲み物”みたいなイメージがあったんですね」
--当時はまだ自宅でコーヒーを飲むって珍しかった気がします。

「ただ、『いつまでもそれじゃいけないね』『もっとお客様の日常に浸透して、くつろぎのひと時を提供できるブランドにしたいね』と。そこで、まずブレンディⓇのボトルのラベルの色を、それまでの茶色から深いグリーンにすることにしました。深いグリーンは森をイメージしたもので、ブレンディⓇからくつろぎやリラックスを感じていただければと。ですから最初のCMも、森の中で、真っ白な衣装の原田さんがブレンディ®を飲むというものになりました。白い衣装は森の妖精をイメージしたもの。原田さんの持つやわらかい雰囲気が、弊社の伝えたかった“くつろぎ”や“安らぎ”といったメッセージにピッタリ合致したんですね」
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原田さんが初めて登場した1995年のCM
--それが20年以上続いたのは、やはり評判が良かったんですか?

「そうですね。じつは最初の頃、原田さんはブレンディⓇのインスタントコーヒーのCMのみにご出演だったんです。ボトルコーヒーのCMには別の方にご出演いただいて。でも、2000年頃には“原田さん=ブレンディⓇ”というイメージがかなり浸透していて、『だったらブレンディⓇというブランド全体のCMを原田さんに集約していくべきじゃないか』と。ですから、それ以降はすべてのブレンディⓇのCMに、原田さんにご出演いただいています」

--中でも好評だったCMは?

「最初はブレンディⓇもインスタントコーヒーは瓶入りのものしかなかったのですが、2002年に袋入りのタイプが出て、スティックタイプカフェオレが出ました。そういう新しい価値を生活者に伝える時のCMはやはり力が入りますし、弊社にとっても意味のある、エポックメイキングなものになったと思います。特にスティックタイプのものは、「♪スティック、スティック、スティック、ブレンディⓇスティック」と、スティックを連呼するCMソングとともに記憶に残っている方が多いみたいですね」
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CMソングが印象的!「ブレンディⓇスティック」
--ちなみに20年以上のつき合いになる原田さんは、普段どんな方なんですか?

「CMの撮影の時ぐらいしかお話する機会がないので、普段の原田さんについて偉そうにお話できる立場じゃないんですが(笑)。とにかく肩肘はらない可愛らしい方ですね。20年前から全然変わらないところも同じ女性としてすごいなぁと。新しいCMを撮影した時も、弊社とは関わりのないドラマの現場で『スタッフの方が“楽屋にブレンディⓇ置いておきました!”と言われたりするんです』というようなお話を楽しそうにしてくださって。それだけ“原田さん=ブレンディⓇ”というイメージが浸透してるんだなと、広告担当としても嬉しかったです」

「15秒しかないテレビCMで、パッと観ただけで何のCMかご理解いただけるのは本当に強いんですよ」と池田さん。今後も40作、50作とこのタッグで新しいCMが見てみたい。

【文:井出 尚志】

2018年5月から放送を開始した「ブレンディ®」の最新CM
「アイスカフェオレにギュッとしてもらいたい」篇
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