“過乾燥”とは?保湿のリミットは10分以内!

2021.12.02

“過乾燥”とは?保湿のリミットは10分以内!
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12月に入り、いよいよ冬。お風呂に入って温まりたい季節ですが、入浴中に心臓発作や脳梗塞で倒れる事故も増えてきます。
テレビでは報じられることは少ないですが、他人事ではありません。
ヒートショックという言葉は聞いたことありますか?

暖かい部屋→寒い脱衣所・浴室→熱い風呂の温度差で体に負担がかかります。
お湯の温度はなるべく42℃未満。
熱いお湯の刺激で交感神経が活発になり血管が収縮。
それにより心臓に負担がかかったり、脳の血管が詰まるというリスクが考えられます。
入る時はまず、かけ湯をして体を慣らしましょう。
お風呂に入る前にシャワーで浴室を温めたり、脱衣所にヒーターを置くなどして温度差を小さくするのもポイントです。



過乾燥という言葉は知っていますか?
お風呂に入ると肌が潤いますが、出て数分後には肌の水分はどんどん蒸発していき、20分後くらいには、お風呂に入る前よりも肌が乾燥してしまうことがあります。これを過乾燥といいます。

お風呂に出てからケアするまでの保湿リミットは10分以内で!
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ちなみに、入浴中に保湿をしておくと、出た直後の肌の水分量は何もしなかった時に比べてかなり多くなるというデータがあります。
肌から水分が蒸発していくスピードも緩和されます。
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プロフィール
蓬莱大介(ほうらい・だいすけ)
気象予報士・防災士。1982年兵庫県明石市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2011年読売テレビ気象キャスター就任。 現在、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウエークアップ」にレギュラー出演中。読売新聞(全国版)で連載記事「空を見上げて」を執筆。
著書 「クレヨン天気ずかん」(2016年主婦と生活社)
「空がおしえてくれること」(2019年 幻冬舎)
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