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大炎上するお店も?京都府民はあっさりよりも、こってりラーメンが好き!
2019.05.03
5月2日放送の「秘密のケンミンSHOW」では令和を迎えて人びとが日本の歴史に想いを馳せる中、京都府民の熱愛グルメをランキング形式で紹介。上品で歴史ある京都のイメージを裏切る様々な食文化が登場した。第5位は、餃子。第4位は、パン。第3位は、牛肉。第2位は、油揚げ。いずれもはんなり奥ゆかしい京都らしさからちょっと外れる、でもおいしい食べものばかり。そして第1位として紹介されたのは、さらに意外なラーメンだった。
京都のラーメンというと、他県でも京風ラーメンなどと銘打ってあっさり薄味で細い麺のものをよく見かける。だがそれはあくまで「京風」つまり他県民による京都イメージの産物。実際の京都府民はもっとこってりした濃厚なラーメンを好むらしい。
まず登場したのは「新福菜館」。京都駅からほど近い場所にお店があり、最近は東京にも出店を果たしている。漆黒のスープにチャーシューがドンと乗っていて、はんなりとはとても言えない濃厚なラーメンだ。ただ、スープを口にすると見た目ほど濃くはなく、すすってもおいしい。このスープは、数種類の醤油とスパイス、チャーシューを煮込んだタレに鶏がらスープを混ぜて作るそうだ。中太のストレート麺をたっぷりの九条ねぎと一緒にすすると、独特の味わいがお口を満たしてくれる。
京都のラーメンというと、他県でも京風ラーメンなどと銘打ってあっさり薄味で細い麺のものをよく見かける。だがそれはあくまで「京風」つまり他県民による京都イメージの産物。実際の京都府民はもっとこってりした濃厚なラーメンを好むらしい。
まず登場したのは「新福菜館」。京都駅からほど近い場所にお店があり、最近は東京にも出店を果たしている。漆黒のスープにチャーシューがドンと乗っていて、はんなりとはとても言えない濃厚なラーメンだ。ただ、スープを口にすると見た目ほど濃くはなく、すすってもおいしい。このスープは、数種類の醤油とスパイス、チャーシューを煮込んだタレに鶏がらスープを混ぜて作るそうだ。中太のストレート麺をたっぷりの九条ねぎと一緒にすすると、独特の味わいがお口を満たしてくれる。
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次に出てきたのが、正真正銘これぞこってり!という「極鶏(ごくけい)」のラーメンだ。鶏だくというラーメンを注文するとやってきたのはドロッドロのスープが丼に入ったものだった。これ、ラーメンなの?スープというより、まるでシチューだ。だがこのドロドロをきれいなおねえさんたちもおいしそうに食べている。鶏白湯と呼ばれるこのタイプのラーメンは、いま京都でもっとも注目のジャンルなのだという。そう言われると、ドロドロに腰が引けつつも食べてみたくはなる。
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次に紹介されたのが「めん馬鹿一代」のネギラーメン。店のおやじさんがラーメンを出した後で何やら講釈をたれる。「席は立たないでください。逃げたりしないでください。大きな声でわめいたり騒いだりしないでください」ラーメンを食べさせるのに何を言ってるのだろう?と、おやじさんが鍋に煮えたぎって炎をあげる油を、カウンターのネギラーメンに注ぎ始めたではないか!炎がますます燃え盛って一瞬、大炎上!これは確かに、先の口上を聞いていないと逃げたり騒いだりしたかもしれない。これは、ラーメンに乗っている九条ねぎの甘みと香ばしさを引き出すための油だそうだ。この炎上を見に一度行ってみたいものだ。
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最後に、夜明けの京都の街にラーメン店にできた行列が映し出される。午前5時の開店とともに満席になるのが、超人気店「本家 第一旭」。こちらも最近、東京に出店したことが話題になっていた。これもなかなかのこってりしたスープで、そんな朝から食べるようなものだろうか?この日はお子さんの日曜参観だというお父さんもズルズル麺をすすっている。「日曜参観の朝にラーメン食べてるのはお父さんだけでしょうね」とスタッフが言うと「日曜参観って普通ないもんね」と、いやそっちじゃなくて、とツッコミたくなるボケをきっちりかましてくれて、このコーナーがきれいにまとまった!
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それにしても、この回で紹介されたお店を回ることで、また新たな京都の魅力が楽しめそうだ。さすがだな、京都!歴史もあるけど、今の食文化も次々に生んでいて、奥が深い。次に行ったら、餃子とパンと牛肉と油揚げと、ラーメン食べてやるぞ!
【文:境 治】
【文:境 治】
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