部活の苦しさも楽しさも描かれた『ラブオールプレー』第3話! 内田の健気な努力が胸を打つ

2022.04.18

部活の苦しさも楽しさも描かれた『ラブオールプレー』第3話! 内田の健気な努力が胸を打つ
©ytv
テレビアニメ『ラブオールプレー』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜夕方5時30分~※一部地域を除く)の4月16日の放送は、第3話「入学」。
第2話で中学校を卒業した主人公・水嶋亮は、今話からついに高校生活をスタートする!

進学コースの生徒として横浜湊高校の門をくぐった亮。早速、バドミントン部の練習に参加する。新入部員には、中学時代から練習に加わっていたメンバーをはじめとした10人の1年生が集まった。
充実した部活ライフへの期待に胸を膨らませる彼らだったが、インターハイ優勝を目指す横浜湊バド部の練習は決して易しいものではなかった。基礎練が中心の過酷なメニューや、部活と勉強の両立という壁にぶつかり、未経験の新入部員たちは少しずつ部から姿を消していってしまう…。
というのが今回のあらすじだ。

本気でバドミントンに取り組む亮たちや先輩たちと、適度に楽しみたかったバドミントン未経験の新入部員たち。今回のエピソードでは、その温度差が印象的に描かれていた。
亮のクラスメイトの一色大翔も、バド部から途中離脱してしまう新入部員のひとりだ。
彼は、バドミントンを「バトミントン」と呼ぶなど、もともと亮のようなバド好きというわけではなかったのだが、女子からの視線を集める松田航輝を追ってバド部に入部。しかし、厳しい練習にも必死に打ち込む亮たちの姿を見て、ここが自分の居場所ではないことを悟る。ある日の練習後、亮を呼び出した一色は「正直、ちょっとついていけないわ」と素直な胸の内を吐露。バド部に別れを告げるのだった。
同じ部活の仲間でも、皆が同じ目標に走っていけるとは限らない。そんなちょっとほろ苦い青春の一ページに、胸を締め付けられる視聴者も続出。SNSには「自分も部活をすぐにやめちゃったから気持ちもわかるなぁ」「たしかに一色の言うことも一理あるんだよね」「あぁ…これぞ青春だ…!」などの声が上がっていた。

そんななか、初心者の新入部員で異彩を放っていたのが、メガネ男子の内田輝だ。
特進コースの生徒である内田は、頭は良さそうだがあまり運動が得意ではない様子。ランニングはいつも部内最下位で、スマッシュの練習でもラケットをシャトルに当てるのにすら苦戦していた。
しかし、それには理由があった。内田はかつて卓球プレイヤーだったために、バドミントンと卓球のラケットのリーチの差を身体が認識できていなかったのだ。海老原が助言をすると、すぐに見事なスマッシュを打てるようになる!
喜ぶ内田の笑顔は部活の楽しさを象徴するようなまぶしさで、「内田くんの健気な努力に感動…」「この子応援したい」「できなかったことができるって気持ちいいよね!」とグッと来た視聴者も多かったようだ。
一方で、声優ファンのなかには、キャストが数々の人気アニメで主役級のキャラクターを演じて来た梶裕貴さんであることから、内田の秘められた可能性を早くから見抜いていた人も。「内田は辞めないだろうな、梶さんだしw」「内田くんの声から主人公的な強さが漏れ出ている…!」といったコメントもSNSにはちらほらと見受けられた。

内田を仲間に迎え、より結束とやる気を強める横浜湊高校バド部1年生たち。彼らの部活ライフはまだ始まったばかりだ!

次回は、読売テレビ・日本テレビ系にて
4月23日土曜夕方5時30分から、
第4話「ランキング戦」が放送!
※一部地域を除く

インターハイ県予選の出場メンバーの座を賭けて、部内のランキング戦がスタート! 新入部員たちはいい成績を収められるだろうか?
また、亮がついに憧れの遊佐と試合で対戦するらしい。
第3話では一緒に練習をしたものの、遊佐のスマッシュにほとんど対応できなかった亮。はたして試合の行方は…?
そして、遊佐が亮にこぼした「名前負けもいいとこだ」という言葉の意味もわかるのだろうか?
次週も気になることが盛りだくさんだ!

Ⓒ小瀬木麻美・ポプラ社 / 横浜湊高校バドミントン部

【文・後藤 悠里奈】
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