小池栄子主演『わたし旦那をシェアしてた』 欲望渦巻くドロドロ展開かと思いきや「ギャグとシリアスの割合が絶妙」の声!
2019.07.05
物語の主軸となるのは12歳の娘を育てるキャリアウーマン・森下晴美(小池栄子)。事実婚でありながらも夫・天谷恭平(平山浩行)と幸せに暮らしてきたはずだったが、ある日、警察から恭平が大けがで危篤状態との連絡をうける。搬送された病院へ駆けつけると、驚くべきことに、そこで自分こそ妻だと名乗る小椋加奈子(りょう)と藤宮茜(岡本玲)に遭遇するのだ。
その後、亡き夫の遺言により、3人はシングルマザー専用のシェアハウスで同居生活をスタートさせる。さらにシェアハウスの管理人である文江(夏木マリ)から、恭平が「愛する“たった一人の妻”に3億円を渡します」という遺言を残していたことを聞かされる。夫にとって愛する妻とは3人の中の誰なのか? そしてなぜ殺され、3億円を用意したのか……?
ストーリーだけ追うとまさに女の欲望渦巻くドロドロの展開だが、実際のバトルシーンはどこかコミカル。特に恭平からどれほど愛されていたかを張り合う3人のマウンティング合戦は見もので、妻の順位付けらしい➀➁➂と表記された数字をめぐっては「わたしが➀ですよね?」と言い争う。これに対し、Twitterでは「番号争い…面白すぎる」「順番は重要よっ」「タイトルからドロドロしてそうで好きじゃないかもな~と思ってたのに、テンポよくてすごい面白い」と好印象の書き込みが相次いだ。
さらにTwitterでは、事件の真相を追う女刑事役の渡辺真起子や、恭平の死に関わる青年を演じる赤楚衛二といった、脇を固める個性派のキャスティングに注目する人も多かった。中でも、恭平の殺害に関与する凶悪犯を演じる黒木啓司(EXILE/EXILE THE SECOND)に対しては、「黒木啓司さんが人の心を弄ぶ事に快楽を覚えたサイコパス役!」「黒木啓司さん、悪い人っぽい。どうしちまったんだよ!」「えっっ??!?!ヤバくない?!??凶悪犯役?!?????」と驚きの声があがっていた。
波乱の幕開けとなった第1話。放送終了後からは「妻3人がサイコーなドラマになりそう」「継続視聴決定です」「これからどうなっていくんだろうっていうハラハラ感がとても楽しみ」と心をつかまれた人も多く、次回への期待感が高まっている。
ちなみに公式Twitterでは放送開始前より「#よしお兄さん こと #小林よしひささんの出演が決定」のツイートも話題になっていた。よしお兄さんこと、小林よしひささんは今年の3月までNHK『おかあさんといっしょ』で歴代最長の14年間活躍した“たいそうのお兄さん”だ。そんな兄さんがなんと、第2話からドラマデビューを果たすという。この展開からどうやって絡むのか、こちらも気になるところ。7月11日放送の第2話に注目だ。
【文:高山 惠】
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