大金が必要な妻たちに忍び寄る黒幕…「サイコパスが来たー!!」『わたし旦那をシェアしてた』

2019.07.26

大金が必要な妻たちに忍び寄る黒幕…「サイコパスが来たー!!」『わたし旦那をシェアしてた』
©ytv
小池栄子主演の連続ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59〜)の第4話が7月25日に放送された。同じ男性と事実婚状態にあった3人のシングルマザーがある日、男性が何者かに殺害されたことにより、その死の謎を解き明かそうとするこのドラマ。今回は、森下晴美(小池栄子)ら3人の妻が同時に、大金が必要になるところから物語が展開していく。さらに事件を陰で操っていた凶悪犯・森雄作(黒木啓司 EXILE / EXILE THE SECOND)に新たな動きが見られた。Twitterでは「森様やはり狂ってますね~www」「サイコパスが来たー!!」「急に森雄作の出番が多くてドキドキするよ!」などの反響があった。

晴美は、何者かに殺害された事実婚の夫・恭平(平山浩行)の遺言により、シングルマザー専用のシェアハウスで、同じく事実婚状態にあった加奈子(りょう)と茜(岡本玲)と同居生活をしている。さらに夫は「愛する“たった一人の妻”に3億円を渡します」という遺言を残していた。果たしてそれは3人の中の誰なのか?

【わたし旦那をシェアしてた】 インフォグラフィックでふりかえるあらすじ1話

そんな中、突然晴美は会社で後輩にパワハラで訴えられ、示談金300万円を要求される。一方、茜は娘の慎香(池谷美音)に病気の疑いがあり、多額の治療費がかかる可能性があると医師に告げられる。さらに加奈子も、元夫から7年前の不倫写真を突き付けられ、300万円の慰謝料を請求されてしまう。
急に大金が必要となった3人は遺産の3億円を山分けしようと提案するも、シェアハウスの管理人・文江(夏木マリ)はそれを許さない。さらに「お金が欲しいなら、課題をクリアして3億を勝ち取るしかない」と告げ、欲しければ「恭平の好物を答えなさい」という課題を与える。

課題に対する3人の答えはバラバラ。「ケールとプルーンのサラダ」と答えた加奈子に対し、「まずそう……」と怪訝な2人。晴美は「鹿肉のステーキ」と答えたが、こちらも「結局焼いているだけじゃないですか?」と一蹴。「カレーライス」と答えた茜も「子どもじゃないんだから」と嘲笑されるが、結局3人は恭平の本当の好物を把握していなかった。この恒例のマウンティング合戦にTwitterでは「妻たちのこのやりとり、もはや楽しみにしてる」「この中ではカレーライスかな」「(夫は)好物まで使い分けてたのか? 一体何者だったんだ?」との声が。

その頃、シェアハウスの雑用係を担う松田秀明(赤楚衛二)の元へ、事件の黒幕である森が接近。そして「ターゲットはあのインストラクターの女(加奈子)だ……」とけしかける。さらに加奈子の息子の透(牧純矢)にも、記者を名乗る男が近づき、「恭平と事実婚をしている3人の中に殺した犯人がいる」と、ある写真を渡すのだ。

「分かったの。課題の答え……卵焼き」
その晩、課題である恭平の好物を文江に告げる加奈子。しかし文江は、その答えが秀明によって教えられたものであると見破るのだ。「どういうつもり?」と晴美と茜は秀明を責め立てるが、加奈子はそれをさえぎり「悪いのは恭平じゃない! 余命半年だったのよ。そんな大事なこと黙ってるなんて」と恭平を非難する。これに対して3人の妻の中に犯人がいると疑っている文江は「殺しておいてよく言えるわね」と口をはさむ。その時だ。
「(犯人は)俺のかあちゃんだよ……」
そう語ったのは透だった。証拠として見せた写真には、加奈子が殺害現場に写っている。衝撃が走る中、「写真なんていくらでも偽造できますよ」と秀明が助け船を出した。そして「これは合成写真です」という。さらに「案内したいところあるんです」と文江を含めた4人を居酒屋に連れていくことに。どうやら恭平の好物はその店の卵焼きだったらしい。

その後、「シェアハウスの雑用係。いきつけの居酒屋も見つけてきた。妙だと思わない?」とつぶやく文江の横には、事件を追う刑事・美保(渡辺真起子)がいた。そして美保は文江から秀明の顔写真を見せられ、こう断言する。「……北神谷町未解決殺人事件の、被害者遺族です」

ますます謎が深まる秀明にTwitterでは「秀明くんの事件がこの本筋に関わってるんやなぁ」「秀明くんが前に出て関わりが深くなっていく度に『これが一気に崩される展開が来るんだろうなぁ』と今から胸が苦しい」などの声が。

果たして事件のカギとなる北神谷町未解決殺人事件とは? そして黒幕である森の狙いは? 次回8月1日放送の第5話に注目だ。

【文:高山 惠】
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