【富山県】道の駅でトレジャー飯ト!氷見ぶりがごはんのお供になる幸せ!

2022.02.04

【富山県】道の駅でトレジャー飯ト!氷見ぶりがごはんのお供になる幸せ!
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日本中にある道の駅は、その土地のおいしい産物が手に入る場所でもある。今回は、トレジャー飯トと称して、ごはんのお供にぴったりの食材を探してみた。北陸の道の駅でも群を抜く人気なのが富山県氷見市の「道の駅・ひみ番屋街」。

氷見と言えば、海の幸がおいしい富山県の中でも魚のレベルが高いイメージがある。だから富山県中からお客さんが来るのはもちろん、名古屋や関東から来る人もいるほどの評判の高さ。鮮魚市場と言っていいくらい、数も種類も豊富な魚介が並んでいる。埼玉県から車で6時間かけて、回転寿司を食べに来たお客さんもいた。道の駅で回転寿司とは聞いたことなかったが、氷見ならさぞ美味しいんだろう。源泉かけ流しの温泉まであって、ここだけで一日楽しめそうだ。
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おいしさ満載のこの道の駅で、トレジャー飯ト開始!まず目についたのが白エビ、そしてホタルイカ。どちらもごはんのお供に良さそうだ。だがちょっとストレートすぎかな?とっておきのやつを探してみると見つけた!「ぶり焼きほぐし・照り焼き」と書かれた瓶詰め。ここでぶりと言えば、氷見ぶりでしょ?そう、あのブランドぶりですぞ!それを焼いてほぐしたって、絶対おいしいやつやん!超ゼイタク!まさにトレジャー!

この「ぶり焼きほぐし」はいったいどうやって作るのか?氷見市にある製造元のマルカサフーズさんに行ってみた。氷見市でもぶり加工メーカーはこちらだけ、まさにエキスパートだ。脂の乗った天然ぶりを豪快にぶつ切り。これに何やら黒いモノをかけていく。
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社長の笠井健司さんが教えてくれた。「魚専用の塩麹。黒米を使っているので黒米塩麹と呼んでいます。」魚の臭みが取れる上に、味が格段によくなるのだという。

これを数日熟成させ、蒸し器に入れる。温まったぶりから丁寧に血合いを削り取っている。手作業なのか!なんと細やかな仕事っぷりだろう。「手作業じゃないと取れない。」と社長。

これをほぐした後、照り焼きソースで味付け。今度は90度のオーブンに入れて、取り出した。これで完成?と思ったらそれをチェック。取りこぼした血合いや骨がないか確認するのだ。これもまた手作業。しかも同じ作業を2回繰り返す。丁寧な仕事に頭が下がるなあ。これほど手間暇かけて作ったものが、ひと瓶594円って、なんてリーズナブルなのか!
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これは炊き立てのごはんと食べるとさぞおいしいに違いない!そこで、富山県のブランド米「富富富(ふふふ)」の生産農家を訪ねて、ごはんと一緒に食べてもらった。
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お米農家60年の重鎮を筆頭に、5人のお米のプロたちに果たして満足してもらえるか?するとその重鎮が「うまいね、うまい!」と嬉しそうに言ってくれた!「ふりかけの感じかなと思ったけど、これだったらおかずですね。」ナイスなコメントで、よかったよかった!他のメンバーも「ぶりの味がするし、照り焼き食べてる感じもある。相性抜群ですね。」最上級のお褒めをいただいたぞ!「富富富(ふふふ)な感じですね。」と重鎮がちゃっかりブランド名を言って締めてくれた。

それにしても富山って魚はおいしい、米もうまい。言うことなしだね!トレジャー飯トしたら、まだまだお宝が見つかりそうだぞ!

【文:境 治】
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