遠くても大行列!わざわざ行って食べるからおいしい、おでかけグルメはこれだ!

2020.08.21

遠くても大行列!わざわざ行って食べるからおいしい、おでかけグルメはこれだ!
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歩くだけで倒れそうに暑い夏。そのうえ今年は、気軽に旅行もしづらい状況。そこでみなさんに旅行気分を堪能してもらうべく、都会から遠く離れたところへわざわざ行って味わう日本中の「おでかけグルメ」をご紹介しよう。

まずは宮城県は仙台市のみなさんにおでかけグルメはないかと聞くと、あるあると言う。山奥だけど行列ができる。食べたら絶対おいしいモノがあると言うのだ。場所はと聞くとジョーギサン?漢字で書けば「定義山」、仙台市から山奥に車で1時間ほど行くとたどり着けるそうだ。到着するとそこは山の名前ではなく定義山西方寺というお寺の名前であり観光スポットだった。その参道になんと!大行列ができている。その先端は「定義とうふ店」というお店で、意外にも列をなしてみんなが買うのは油揚げだった!えー?行列してまで食べるのが、油揚げなの?見てみると、油揚げのわりには厚みがあり厚揚げっぽい。しかも四角ではなく三角形だ。これに七味と醤油をかけておいしそうに食べるではないか。外はカリカリ、中はしっとりで独特のおいしさだという。多い日には1万枚も売れるというから驚きだ。それにしても山奥に行列ができる油揚げって日本中にここだけではないだろうか。
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次のおでかけグルメは福井県西部にある三方五湖。その名の通り5つの湖が美しい景観地だ。その中の水月湖畔にあるドライブインよしだ。ここに福井県民が大好きなおでかけグルメがあるらしい。確かに、小さな看板を掲げるドライブインよしだの駐車場は車がいっぱい。またバイクも多く停まっており、ツーリング仲間で賑わってそうだ。意外に広い店内でほぼみなさんが注文するのはイカ丼だった。ありそうでなかったイカだけの丼メニュー。見ると細かく刻まれたイカが、茶色いつゆとともに盛られて海苔とうずらの卵黄が乗っている。見た目がまず、おいしそう。若狭湾で獲れたイカを、山芋と醤油のつゆで食べるのがドライブインよしだのイカ丼。これを食べるために福井市から県を横断して来たお客さんもいる。なるほど、三方五湖の景観を眺めて車を走らせた後、ここでイカ丼を食べると幸せな気持ちになれそうだ。
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続いてのおでかけグルメは富山県。富山市でおでかけグルメがないか聞くと一様に「そうめん」と答える。ただしこれまた山奥だという。市内からそびえ立つのが見える立山連峰、剣岳のふもとにある大岩そうめんがみなさん大好きなのだそうだ。こっちも大岩山日石寺というお寺の参道にあるそうめん屋さんで食べられるという。またまた山奥にたどり着くとまたまた大賑わい。お店に入ると、ほぼ全員がそうめんをすすっている。ただ、つけ汁ではなくたっぷりの冷たい汁が入ったどんぶりで食べているではないか。薬味にねぎとしょうがが乗っているだけのシンプルなメニューだが、薄いダシが絶妙でこの上なくおいしいのだそうだ。見た目も上品で美しく、たしかにそそられる。日石寺も由緒ある風情あふれるお寺なので、そうめんだけでなくお寺を歩いて楽しみたいものだ。
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最後は山口県岩国市。錦帯橋で有名な町だが、こちらも山奥にユニークなおでかけグルメがあるというので夜、街灯もなく寂しい山道を車で走ると、忽然と見たこともない建物が姿を現すではないか。まるで戦国時代のようにノボリが立っていて荒武者がいる。タイムスリップか?と思うと、「いろり山賊」の店名が見え、大きな敷地に展開され一風変わったファミリーレストランだという。ファミレスというより、アミューズメントパークと言ったほうがよさそうだ。お店の中では確かにカップルやファミリーが大勢いて、何やら巨大なものを食べている。巨大な鶏肉を焼いたものと、黒い塊はどうやらおにぎりだ。これが名物、山賊焼きと山賊むすびなのだという。子どもたちは異世界気分で楽しそうに巨大肉にむしゃぶりつく。ワイルドさにワクワクするのだろう。カップルにとってもデートの場であるばかりか、ここで結婚式を挙げた若夫婦もいた。すっかり山口県民の暮らしに溶け込んでいるのだ。
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4つのおでかけグルメ、それぞれ都会からずいぶん離れているが、わざわざ出かける価値がありそうだ。遠くから行くのは気が引ける状況だが、その時が来たら行ってみたい。全国のおでかけグルメを制覇する、なんて旅ができたら素敵じゃないか。そんな日を想像しながら過ごせば、我慢の日々も楽しくなるぞ!

【文:境 治】
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