【高知県】西畑大吾くんもびっくり!高知のモーニングは愛知を超えて何でもありだった!

2023.06.09

【高知県】西畑大吾くんもびっくり!高知のモーニングは愛知を超えて何でもありだった!
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モーニングといえば愛知県。名古屋の独特で豪華なモーニングは家族で朝から押し寄せるほどの文化となっている。ところがそこに待ったをかけたのが高知県。意外にも人口1千人あたりの喫茶店数は1.56軒で愛知県を超えて全国1位なのだ。
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そこで高知市へ行きマダム二人連れに聞くと「高知は喫茶店多いきねえ。モーニング。」と即反応。「営業しちゅうあいだ中モーニングしゆうような所もある。モーニングじゃねえけどモーニング。」とバリバリの高知訛りで教えてくれた。
別のマダムは「モーニングめちゃめちゃ安いんですよ。お金ないけど、なぜかモーニングに行く。」そして気になることを言う。「量がとにかく豊か。こんなにつけて利益あるのかなって。」
昼飲みで知られるひろめ市場でやっぱり昼から飲んでいたおにいさんたちは「喫茶店は朝モーニング食いに行くところ。それだけの場所よ。」とキッパリ言う。喫茶店で仕事はしないのかと聞くと「お都会の人は喫茶店でお仕事されるんですか?」と小馬鹿にされてしまった。

確かに高知の街を歩くと、けっこう趣のある喫茶店が多い。しかも「モーニング午後3時まで」とどこか矛盾してる看板を掲げている店もある。高知県には約600軒の喫茶店があり、その多くがモーニングサービスを実施している。

高知市中心部の喫茶店に朝9時に行くとたくさんのお客さんがいた。愛知県のモーニングは、コーヒーを頼むとパンと卵とサラダがついてくるものだが、高知県はその斜め上をいく。コーヒーとトースト、オムレツにサラダはいいとして、トーストの横になぜかおにぎりが!スパゲティもついていて炭水化物多め。オムレツがあるのにゆで卵もついている。さらにカップに入ったスープに浮いているのは、わかめ?これ、味噌汁じゃん!バナナまでついてたったの750円。安い!でもなんでこんなに方向性がバラバラなの?
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お客さんに名古屋のモーニングの写真を見せると「簡素ですね。高知は味噌汁どこでもついてるよ。」愛知のモーニングが、確かに比べると簡素に思える。トーストと味噌汁は合うのだろうか?「合いますよ。あぁ、日本の朝だなと思う。」うーむ、そうなのかなあ。

別のレディにパンとおにぎりってどうですかと聞くと「嬉しいですよ。どっさりのっちゅうと思って嬉しい。」と本当に嬉しそう。「高知おったらこれが普通やきね。これがデフォルトだと思ってたんで。二日酔いの時は味噌汁飲むと復活してパンがおいしく食べられる。」なんか、言ってることがどこかおかしい。
別の喫茶店ではパンケーキモーニングが人気だった。女性たちがみんな注文するのだが、やはり味噌汁付き。「不思議とは思わんけど私たちは。」すみません、すっごく不思議です。「そうですねえ、考えてみたら。考えてないから。」いや、考えなくても不思議ですって。
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ひろめ市場にもモーニングを出すお店がある。ただ、メニューの中にビアモーニングというのがあり、出てきたのはトーストとベーコンエッグとサラダの真ん中にジョッキ入りのビールが。そして結局、味噌汁付きだ。
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UDON&CAFÉと看板に書かれた喫茶店のモーニングは、想像通りうどんが出てくるのだが、まさかのトースト!しかもいちごジャム添え。食べているお客さんは「高知のモーニングは何でもあり。私らも牛丼出しとった。」え?前に喫茶店をやってたんだ。でも喫茶店で牛丼出してたんですね?「え?喫茶店って牛丼あるよねえ」いやいやいや、ないです普通は。
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この日のゲストでスタジオにいる豊ノ島さんの地元、高知県最西端の宿毛市の喫茶店・カフェレスト花時茶の朝も、モーニングを食べにきたお客さんでいっぱい。お店の人が注文を取って回ると「小倉フレンチトースト」「ワッフルのチョコバナナ」「おにぎりワッフル」「おにぎりのBを3つ」みなさん注文がバラバラだ。一体モーニングに何種類あるのか、マスターに聞くと「えっと60・・・1か2種類」って多すぎないすか?豊ノ島さんもよく来ていたそうで、「わがままをよく注文してました。」って、その「わがまま」もモーニングメニューらしい。内容は大きなおにぎりにホットサンドに厚切りサンド。さらにおかずいろいろデザートいろいろてんこ盛りの、本当にわがままなモーニングだった。
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なにわ男子の西畑大吾さんは「量が多すぎて朝から胃もたれしちゃいそう。」と驚いていた。

確かに朝からあんなに食べられそうにないが、大酒飲みの高知県民にはむしろ炭水化物が朝こそ必要なのかもしれないね!

【文:境治】
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