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【連載】ここがオモロイ!「秘密のケンミンSHOW」

北海道民はイカの皮を一瞬でむいてまる裸にするスゴ技を持っている?!

2021.08.29

境治
北海道民はイカの皮を一瞬でむいてまる裸にするスゴ技を持っている?!
©ytv
各県の県民たちは、他の県民から見ると驚くほどの真似のできないスゴ技を持っている。例えば宮城県民はホヤを簡単にさばいてしまう。他県民はそもそもホヤなんて触ったこともない、という人がほとんどだと思うが、宮城県民にはお茶の子さいさいなのだ。

そこで今回、注目したいのは北海道民だ。彼らはなんと、イカの皮を一瞬でむいてまる裸にしてしまうという。そんなバカな。イカの皮をむくなんて料理人のようなプロだからできることで、一般の人が簡単にできることではないのでは?スーパーでも、皮をむくどころかそのまま食べられるように刺身で売ってるものがほとんど。実際、東京で毎日料理をしてそうなベテラン主婦風の女性にイカの皮をむいてもらうと、できないという。何人かに試してもらったが、むけた人は少なかった。

では北海道民はどうだろう。札幌駅近くで子どもたちを連れた女性にイカをむいてくださいとお願いしてみた。するとなんと!一瞬でまる裸にしてしまったではないか!
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「いいんですか?適当にやっちゃって」と言いながらまず、イカの頭と足のいわゆるゲソの部分を内蔵と一緒にヌルッと胴から外してしまう。そんなに簡単にとれるのか!次にイカの耳の部分と胴の間に指を入れ、耳を一気に引き剥がすと一緒に皮の一部も剥がれたぞ。そして胴に残った皮をやさしくこすり、薄皮をつかむと胴をクルクル回してびよーんと皮をむいてしまった!その間、わずか20秒ほど。本当にあっという間だ。適当にやったらきれいにむけちゃったぞ!

「すごいですね、イカの皮をむけるなんて」と言うと逆に「え?なんで?」と驚く。「小さい頃からむき方を見て、それでおいしいものができるんだなって頭があるから」つまり幼い頃から大人がむくのを見て真似していたのだろう。

次にコートを着込んだ札幌のビジネスマンに挑戦してもらった。正直、このおじさんが普段料理をやってるとは思えない。ところがビジネスマン、コートのままイカをつかむとゲソを外すことさえせずにイカの耳と一緒に皮の一部を胴からはがしてしまう。続いて残りの皮も胴からくるくるはがし、ゲソつきのまる裸イカを完成してしまった。「こういう事ですか?」はい、そういう事でいいと思います!

北海道は様々な海産物が獲れるが、イカも全国トップクラスの漁獲量。そのせいか、スーパーにはまるのままのイカが大量陳列されている。道内でも屈指のイカの産地、函館では街を走るトラックが「イガイガイガ!イガだイガだ!イガイガイガ!」と朝から叫んで回っている。それを聞いた道民主婦の方々が行列をなして買うのはやはりまるのままのイカ。そりゃあ皮をむくよね、おぼえるよね皮のむき方を。

最後に、料理から縁遠そうな茶髪にホットパンツの道産子ギャルにイカの皮むきに挑戦してもらった。さすがにこの子はできないのでは?と思ったら、いきなりゲソをヌルッと引き出し、マニキュアで染まった爪を耳と胴の間に滑り込ませると、一気に耳と一緒に皮もむいてまる裸にしてしまった。なんと!いちばん早かったんじゃね?「塩辛作るときも、やってます」って、塩辛作るの?おみそれしました!さすが道産子!
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みなさん、この機に身につけましょう、イカの皮むき。足を胴から抜く。耳を胴から外す。皮と胴の境目を指で擦って皮をはぐ。わかったかな?わかったら、今夜さっそくやってみて!北海道ではギャルだってできちゃうんだよ!

【文:境 治】
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