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沖縄には佐藤さん鈴木さんがいなくて比嘉さんばっかり!という伝説はホント?ウソ?

2019.02.23

2月21日放送の「秘密のケンミンSHOW」では「ケンミン伝説」のコーナーで、沖縄県民の名前についてレポートした。「ケンミン伝説」は過去の番組の中で県民代表タレントたちが言った「〇〇ケンミンは△△だ」との伝説が、ホントかどうかを確認するコーナーだ。今回は、以前の放送でガレッジセールのゴリが言った「沖縄県民には佐藤さん鈴木さんがいなくて比嘉さんだらけ」という伝説を確認する。何しろゴリはよく嘘を言う。この名字の話も大げさに言っただけの可能性、大いにありだ!

もちろん沖縄は独自の文化を持つ。とは言え、日本人の名字の1位を占める佐藤さんは約189万人、2位の鈴木さんは約181万人もいるのだ。まったくいない、というのはさすがに大げさに言ってるのではないか?比嘉さんだらけというのも、ちょっと信じがたい話だ。

沖縄を訪れた番組スタッフ、さっそく町でリラックスするウチナンチュ三人連れに聞く。「沖縄に佐藤さんっていますか?」
すかさず三人が口を揃えて「いないです」と断定的に答える。「一人もいない」とまで断言する始末。港町でおじさんウチナンチュに聞いても「いないいない」とはっきり回答。「漁業組合に100人いるけど、一人もいない」そうだ。「今まで会った事もない」って、おじさんまで大げさに言ってるんじゃないの?

一方比嘉さんはそんなに多いのか?シートを広げてフリーマーケットの準備中の家族に聞くと、比嘉さんだった。周りに多いのかを聞くと、会社のワンフロアに4人もいるという。小学生の比嘉さんにも聞いてみたら、学校に比嘉さんが20人もいるそうだ。スタッフが、ある中学校のクラスに行ってまた聞いてみた。「比嘉さんはいますか?」手を挙げた生徒を数えると、37人中10人も!これは明らかに多いぞ!

全クラスにもれなく「比嘉さん」がいる中学校も!
どうやらゴリの言った伝説は、ホントだったようだ。佐藤さんも鈴木さんも見当たらない一方で、比嘉さんはとにかくたくさんいる。他県民の感覚ではかなり変わった名字なのに、沖縄にはそこいら中にいるのだ。沖縄の名字は地名をそのまま名前にしたものが多い。つまり比嘉が多いのは、比嘉という地名が多いせいらしい。太陽が昇るありがたい方角、「東(ひがし)」が「ひが」になり比嘉という地名を生み、人びとの名字になったのが背景だと言われている。
スタジオに戻ると、ゴリが「スタッフはぼくを疑いすぎですよ」とドヤ顔で言う。そう、今回は彼の言う通りだった。沖縄県民代表のガレッジセールの二人に具志堅用高も加わり、沖縄の名字話で盛り上がった。学校に本土から鈴木さんが転校してくると大騒ぎになるというから面白い。また沖縄には「城」のつく名字が多く「金城」「大城」「玉城」「宮城」とそれぞれいるそうだ。変わった名字は他にも「比嘉」「嘉謝(がじゃ)」「謝花(じゃはな)」があり、濁音のしりとりで遊んだという。喜舎場(きしゃば)とか「喜屋武(きゃん)」という名字もある。

さてそれにしても、本当に沖縄には佐藤さん鈴木さんはいないのか?本土から来たのではなく、代々続く佐藤さん鈴木さんがいたら、ぜひ教えてほしい。まあ、いないのだろうね、ホントにね。

【文:境 治】
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