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魚の形をしておきながらまんじゅうを名乗るとは!福岡の「むっちゃん万十」

2018.07.20

7月19日放送の「秘密のケンミンSHOW」では「秘密のおまんじゅう祭り」と題して、全国から3つのユニークなまんじゅうが紹介された。”ユニークな”とあたりさわりなく書いたが、実際には”へんてこな”まんじゅうばかり。おいしそうではあるが、そもそもまんじゅうと呼べるのかモヤモヤが残るものばかりでモヤモヤが面白かった。

まず福岡県民が愛するという「むっちゃん万十」。魚の形で焼かれたものだ。まずその形状に”まんじゅう”とネーミングされていることにモヤモヤする。むっちゃん、とはもちろん有明海を闊歩する魚、ムツゴロウのことだ。だったら”鯛焼き”のように”むっちゃん焼き”でよかったのではないだろうか。

それでも、中身があんこならまんじゅうと呼んであげてもいい。まんじゅうと言えば中身はあんこのはずだから。ところがむっちゃん万十、ガブリとかじると中からトローリと卵の黄身があふれ出る。つまり中身はハムエッグなのだ。マヨネーズも入っていて、そうなるとむっちゃんサンドイッチと呼ぶべきではないのか。

だがみんなおいしそうにハムエッグ入りのむっちゃん万十をおいしそうに頬張りながら、これが福岡県民にとってはまんじゅうなのだと言い張るのだ。全然納得いかないが、とにかくハムエッグのむっちゃん万十があまりにおいしそうなので一度食べてみたいと思った。
次に出てくるのは愛知県民が愛するという、鬼まんじゅう。これがまた、まんじゅうらしくないのでまたモヤモヤする。見た目は黄色いガラ玉。黄色い生地に黄色い小石状のものが埋め込まれている。はっきり言って得体が知れない。
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この黄色い小石は実は、さつまいもを切ったものだという。それを小麦ベースの生地と混ぜ混ぜして蒸したら黄色いガラ玉ができあがる。実にシンプルで素朴な食べ物だ。だがさつまいもがホクホク蒸かされ、生地とともに口に入れると、ゴツい見た目とかけ離れた甘ーい味がお口を満たすのだろう。うん、これも食べてみたいぞ。

【文:境 治】
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