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コナンや平次…『名探偵コナン』探偵論!“ピアノソナタ『月光』殺人事件”再起動

2021.03.15

山田奈央
コナンや平次…『名探偵コナン』探偵論!“ピアノソナタ『月光』殺人事件”再起動
©ytv
アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)3月13日の放送は1000回記念として先週につづき、「ピアノソナタ『月光』殺人事件」の“再起動(リブート)”である後編が放送された。

江戸川コナン、毛利蘭、毛利小五郎は、謎の依頼人からの手紙で伊豆の小島・月影島に呼び出される。しかし、依頼人は12年前にピアノソナタ『月光』を弾きながら死亡したはずのピアニストだった。依頼主について調べるため訪れた公民館で営まれていた前村長の三回忌。その最中、『月光』が流れ始め……というストーリーの解決編。

この物語は、コナンに多くの想いを残した悲しいエピソードとして語り継がれている。後に自害することを阻止され泣き叫ぶ犯人を見て、その動機や想いから「死なせてやった方がよかったんやろか」という服部平次に、「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は、殺人者と変わんねーよ」と語るきっかけになる。このとき、コナンが思い浮かべたのは今回の事件だった。

そして、この言葉を聞いた平次は別の事件に関わった際、「どっかのアホがゆうてたんや……推理で犯人追い詰めて死なしたらアカンてな」と、自身が危険な目にあいながらも犯人を助けるという選択をとることになる。

『名探偵コナン』を語るうえで欠かせないエピソードの“再起動(リブート)”は、多くのファンが改めて過去を振り返るきっかけとなったようだ。

エンディングの「スペシャルサンクス コナンを愛する全ての人々へ For the Next Mystery」という言葉とともに、25年の時を経て「ピアノソナタ『月光』殺人事件」はファンにどんな想いを残していったのだろうか。

【文:山田 奈央】
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