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衆議院選挙のウラ話を大暴露。あの人の落選のウラには、こんな話があったとは!

2021.11.12

境治
衆議院選挙のウラ話を大暴露。あの人の落選のウラには、こんな話があったとは!
©ytv
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世の中にはウラがある。そしてみんなが知らないウラ話を聞くのはなんとも言えない楽しさがある。

11月7日放送の「そこまで言って委員会NP」はそのウラ話を特集!「そこまでウラ側を覗いて委員会」と題して衆院選からプロ野球まで、様々な分野の情報通が、誰も聞いたことなかったウラ話を暴露した。

最初は、先日行われたばかりの衆議院選挙のウラ話。番組初出演の元週刊文春記者、中村竜太郎氏が暴露したのは、こんな大ネタだった。
甘利明氏の小選挙区落選の裏には、三つの背景があったというのだ。「1、落選運動。2、公明党。3、神奈川連合」これはいったいどういうことか。中村氏はこう解説した。
「まず落選運動。2016年に週刊文春が甘利氏の金銭授受疑惑をスキャンダルとして報じた。これを“ヤメ検”の郷原信郎氏が自分でビラにして甘利氏の選挙区で配って回った。週刊誌を読んでない人も、この選挙区にはこんなことがあったのかとびっくりした。」
落選運動は違法ではないかとの声に、同じ“ヤメ検”の弁護士・若狭勝氏が解説。
「違法ではない。落選運動は公職選挙法の適用外。落選運動は今後どんどん流行ってくる。日本社会は人を批判することをあまりしてこなかったが、今後の選挙において政治家は気をつけなきゃいけない。ただ落選運動によって、対立候補の票に繋がることを意図してしまうと、これは公職選挙法違反になる。」
次に中村氏が2つ目のウラを解説。
「女性問題とお金の問題に非常に厳しいのが公明党、とくに婦人部。本来であれば公明党が選挙協力をするはずが、ギリギリまでやられなかった。甘利氏も前回の選挙で大勝して高を括っていた。前日の評価では甘利氏はD評価つまり落選と出たが、時すでに遅しだった。」
そして3つ目の「神奈川連合」について中村氏はこう説明した。
「神奈川連合は菅前首相がトップで小泉進次郎氏、河野太郎氏が仲良しで、神奈川選挙区をうまくカバーしていた。この神奈川県連合と甘利氏はあまりうまくいっておらず、それも影響してるんじゃないかと言われている。」
世間が驚いた幹事長の落選も、ウラを聞けば必然だったことがわかる。
若狭氏も、甘利氏関連のウラ話を披露した。
「甘利明氏のUR疑惑は甘利氏があまりにも大物政治家だったから、不起訴になった。」という大ネタだがどういうことか。
若狭氏はこう解説した。
「当時甘利氏は経済再生担当大臣。仮に国土交通省の大臣だったらURの管轄なので贈収賄に問われることはあり得たのが、経済再生大臣では職務権限がない。それでは贈収賄は成立しない。次に何かに問えないかと斡旋利得処罰法という法律がありやはり口利きをする際にお金をもらうと処罰される法律。その際の要件が、国会議員の権限を行使して口利きをすること。だが国会議員の権限とは国会の本会議での質問や委員会での投票など、かなり限定された権限しかない。口利きの際に俺は今度国会の委員会で何か発表してやるよと言えば斡旋利得処罰法に問えるが、こういう大物政治家は、国会議員をちらつかせる必要はない。大物政治家という存在だけで、口利きをされた方はいわゆる忖度をする。だから法律を国民の声できちんと作らないといけない。」

さすがの論客たちは、大ネタのウラ話を持っている。我々もできるだけウラを知りウラを読んで、うまいことやっていきたいもんだ。だが、世の中そうそう、うまくはいかないものではあるが。

【文:境 治】
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