【そこまで言って委員会】野村明大が選んだ「本当にすごいと思う東大出身者は意外なあの人!

2023.06.20

【そこまで言って委員会】野村明大が選んだ「本当にすごいと思う東大出身者は意外なあの人!
©ytv
「そこまで言って委員会」の好評企画、「1位と2位を当てまSHOW」。様々な識者が選ぶランキングの1位と2位を当てる企画だが、6月11日放送回のクライマックスは番組政策秘書・野村明大アナが出題者として登場した「TVでよく見る本当にすごいと思う東大出身者TOP5」を、同じ東大出身の野村氏が選ぶというもの。
まず第5位は、この番組にも論客としてよく出てくれる山口真由。東大法学部を首席で卒業しているが、これだけ花があって オーラのある首席は他にいないということで、5位に選んだ。
続いて第4位は今年、宇宙飛行士候補に選ばれた米田あゆ氏。東大医学部卒の医師で超秀才でありながら、爽やかな 立ち振る舞いで凛としている。出身の神戸女学院は野村氏の母校・灘高校と親しい関係で、野村氏の高校時代の彼女も神戸女学院だった。だから勝手に親近感を感じて4位に選んだそうだ。

3位を発表する前に、論客たちに1位と2位を当ててもらうのだが、それぞれの野村氏へのグサグサ刺さるコメントが面白い。
門田隆将氏(作家・ジャーナリスト)は「1位:植田和男・2位:伊沢拓司」と回答。
「明大さんは、コンプレックスと誇りとがない混ぜになった特殊な人。経済学部ということにコンプレックスがある。その中で植田和男氏が経済学部出身で、日銀総裁になったことは誇りに思っているはず。」
須田慎一郎氏(経済ジャーナリスト)が質問する。
「これまでのようにTwitterを分析するとか、過去の記事から検証するとかはないのか?」
門田氏が答える。
「明大さんにはそれに類するものがない。」
すかさず竹田恒泰氏(作家)が「ChatGPTも情報がないと言ってた。」
あれだけ情報が転がっているネット上に野村氏の情報はあまりないらしい。
丸田佳奈氏(産婦人科医・タレント)は「1位:植田和男・2位:モーリー・ロバートソンと回答。
「迷ったのがモーリー・ロバートソン氏と桝太一氏。桝氏は後輩で、しかもキー局のアナで長身イケメン。好感度も高い。絶対に悔しいと思うが、あえて好感度のために入れるか入れないか。」
大野裕之氏(日本チャップリン協会会長は「その意味で桝氏はないと思った。」と言う。
「ライバル的。それをあえて入れるほどの器の大きさはないだろう。高田万由子氏の実家がものすごい資産家。個人の資質には関係ないブランドをものすごく重視するのでは」
番組議長・黒木千晶アナが野村氏に反論を促すのだが
「いや反論できないなあ。」と言うので全員爆笑。

ここで、結果発表。1位と2位の前に、第3位には桝太一氏を選んだ。
「好きな男性アナウンサー5年連続1位。 これは東大出身者としては空前絶後の大快挙。その桝さんとは、同じ系列局系列なので、かれこれ15年以上前に年末の「高校サッカー」で3週間ぐらい一緒に過ごさせてもらった。当時の桝氏は新人で全然自信がなく、 結構偉そうに先輩風吹かせてアドバイスしていた。あっという間に、軽く追い抜かされた。その10年後ぐらいに一緒にロケする機会があった。ちょっとは天狗になってるのかと思ったら、相変わらず腰が低く、彼はやっぱり素晴らしい人格者やなと思った。」
さてここからが問題。第2位は、伊沢拓司氏だった。
「我々が学生時代の東大のイメージは、 賢いのかもしれないけど、基本的にはダサいものだった。伊沢氏たちがクイズ番組で大活躍してからはスマートでかっこよく爽やか。とにかくプラスのイメージを全面的に作ってくれたなと思う。卒業生の1人として心底感謝している。」
そしていよいよ第1位は、日銀総裁の植田和男氏。
「植田総裁が東大の経済学部で教鞭を取っておられた頃、ちょうど在学していた。植田先生の授業を受けたことが あるはずだが、全く記憶に残っていない。今になってリサーチしてみたが、全然堅物ではない。どちらかというと遊び人の先生だったとの証言が複数出てきた。以前の週刊誌報道でも高級クラブで豪遊してたと書かれていたが、このタイミングになって蒸し返されるとは、やっぱり日銀の総裁は注目される仕事だ。それを 引き受けられたのは、立派なご決断だなと尊敬している。」
1位は植田和男、2位は井沢拓司。これをズバリ当てた門田隆将氏が総合優勝を果たし、賞金を獲得した。

黒木アナが門田氏に「今回も優勝しましたけど、その賞金どう使います?」と聞くと「皆さんと飲みに行きますよ。」と門田氏。
黒木アナがさらに「明大さんがだいぶ傷ついているので。」と言うので門田氏が野村氏に「行くぞ!」と声をかけた。

出題者として優位な立場のはずなのにやっぱりいじられてしまう野村明大アナ。ニュース解説の切れ味はするどいが、こういう面もあるところが逆に愛されるのかもしれない。

【文:境治】
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