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ジェネレーションギャップがモロ出しに! ワケありアナログ男が登場 

2018.06.13

ライセンス・藤原一裕、井本貴史、NMB48・渋谷凪咲が、毎回スタジオに「ワケあり人を迎えて、爆笑トークを繰り広げる「ワケあり!レッドゾーン」。5月6日の放送に登場したのは「ワケありアナログ男」。何がアナログかは一目瞭然。ワケあり人のヒザの上には、ある世代には懐かしく、またある世代は見たこともない機械、ラジカセが置かれていた。

今回のワケあり人は「レトロなラジカセを片っ端から収集している男」、松崎順一さん。子どものころからラジオが大好きで、小学生でラジオを自作。大人になってラジカセのかっこよさに気づき、日本だけでなく海外からもラジカセを収集し始める。そしてラジカセ愛が高じて会社をやめたあと、15年前にアナログ家電の販売・レンタル会社を設立。ラジカセ本の出版や秘蔵のラジカセを展示するラジカセ展を行うなど、今では日本一のラジカセ博士になっている。

番組では松崎さんの工房に潜入。そこは倉庫兼作業場とはいうものの、松崎さん自身も「物置と呼ばれています」というスペース。中へ入ってみると、ここにもそこにもラジカセが。なんと約5,000台のラジカセがストックされているそうで、年々増えて通路がどんどん狭くなる、と言いつつ笑顔の松崎さん。この中から年代別のおすすめラジカセを紹介してくれた。

まずは1970年代前半のモノラルラジカセとして、1974年発売のSONY「CF-1980」が登場。現場に赴いたスタッフも「いろんなボタンがついていてカッコいい」というそのデザインは、スタジオミキサーをイメージしたもの。カチッとした手応えのトグルスイッチでオンオフを切り替える様子が映し出されると、MCの3人からも思わず声が上がる。松崎さんが子供の頃に憧れていたこのラジカセ、発売当時4万円の値がつけられていたんだとか。現在は50台同じものを所有しているそうで「ちゃんと整備したメカは今でも十分使える」「当時と同じような音で再現する」と誇らしげに語る様子はラジカセ愛にあふれている。

続いては1970年代後半のカラオケのできるラジカセ、1979年発売のSHARP「GF-909」を紹介。当時なんと11万8,000円という高額で販売されていたこのビッグサイズのラジカセ。松崎さん曰く、70年代後半になるとラジカセを使ってホームカラオケするというブームが起こったそうで、この機種はカラオケを歌ったときに、エコーをかけられたほか、音程を変えられるピッチコントロールも装備。そして大きな音を出すために4つ並んだスピーカーの内側2つは低音用と、音へのこだわりを感じさせる作りであることも解説。さらに、松崎さんの手によって、Bluetooth経由でスマホの曲を鳴らせるようにカスタムを施していることも紹介された。

次に1980年代前半の多機能ラジカセとして登場したSANYO「MR-WU4mk3」は、一転してかなりコンパクトなサイズ。しかしこの小さなボディには、機能がてんこ盛り。高速ダビング、オートリバースなどの懐かしい名称に盛り上がりまくるライセンスの2人と同様に、ネット上でも「高速ダビングやってた」「昭和やな」「みんな持ってた」などの書き込みが。

ほかにもラジオ+テレビ+カセットが1つになった「ラテカセ」やターンテーブル付きでレコードが聴ける巨大ラジカセ、カセットテープの部分を取り外して、持ち運びできる通称「カンガルー」など、珍ラジカセが登場。スタジオではラジカセでのカラオケや録音も実施。30〜40年前はテレビにラジカセを近づけて録音していたこと、そのときに起こるあるあるネタなどで、松崎さん&ライセンスは話しが弾むが、渋谷はきょとん。ジェネレーションギャップが浮き彫りになるシーンが多数見受けられた。

「ラジカセは僕の憧れの人です」と話す松崎さんのラジカセ愛を感じられた今回。ネット上にも「ここまで突き詰めるとすごい」とその熱意に脱帽する声や「いいなこれ」「ラジカセ欲しい」と、ラジカセの魅力に気づいたという書き込みなどで盛り上がっていた。

【文・佐野 興平】
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