愛は強いが、驚くほどの低姿勢!? ワケありつぶつぶ女の正体とは!

2018.06.30

自分の愛したものをひたすら追求する「ワケあり人」をスタジオへ招き、ライセンス・藤原一裕、井本貴史、NMB48・渋谷凪咲の3人が爆笑トークを繰り広げる「ワケあり!レッドゾーン」。これまでもニッチな「ワケあり人」が多数登場してきたが、5月27日のオンエアもなかなかにレアな「ワケありつぶつぶ女」がスタジオへ。

今回の「ワケあり人」は「コーンパンを愛し、コーンパンの地位向上を目指している女」、國分咲希さん。番組は、まずコーンパンの定義として「コーンを使った惣菜パン」という説明からスタート。元々コーンパンをよく食べていたという國分さんだが、テレビに出ているカレーパンマニアを見て、自分もコーンパンを極めてみようと決意したそう。以来、様々な店のコーンパンを食べまくり、ブログ「ときどきコーンパン」にてコーンパン情報を発信。多い時には1日3食コーンパン、購入時にもコーンパン以外のパンは見ないというエピソードも紹介された。

國分さんは、コーンパンを「マヨあり」「マヨなし」の2つにジャンル分け。そのなかでも「マヨあり」は「コーンのみ」と「具材あり ツナ・ベーコン他」、「マヨなし」は「コーンのみ」に分類し、コーンなどの具材が中央に埋められた「埋め込み型」、平たいパンにトッピングした「のっけ型」、中に入れられた「包み込み型」と、よりジャンルを細分化。東京や大阪にある有名店の様々なタイプのおすすめコーンパンを紹介した。さらに、マル珍コーンパンとして、國分さんが「コーンとマヨネーズではなく、もっと幸せになれる組み合わせが入っています」と絶賛する、東京・大岡山の自家製パン・焼き菓子のお店「HIMMEL」大岡山店の「HIMMELのコーンパン」なども登場した

しかし、コーンパン愛が強いにも関わらず、押しの強さはあまりない國分さん。「コーンパンは主役にはなれないけれど、なくてはならない名脇役です」と、まず主役になれないことを認め、コーンパンのどこが好きかと聞かれると「何言ってんだこいつ、と言われるかもしれませんが…」と控えめにつぶやいたあと、「気がついたら(コーンパンを)食べてるんですよ!」と真顔で言い切り、コーンパンの説明をしていると前のめりになりすぎて立ち上がってしまうなど、やはりしっかりと「ワケあり人」であることを主張。とはいえ、藤原と渋谷が惣菜パンランキングを発表する際にも「カレーパンさんには勝てない…」と、惣菜パンのライバルであるカレーパンに「さん」をつけるなど、やはり謙虚な一面も。そして渋谷がコーンパンを最下位にしているのを見ても「…わからなくはない」。藤原に至ってはランキング外という結果にも「今日、コーンパンを好きにさせて、みようかな、と」とあくまで控えめな姿勢を崩さなかった。

番組ラストでは、スーパーで買える激ウマコーンパンの試食が行われたあと、藤原と渋谷が改めて惣菜パンランキングを発表。國分さんも驚いたその結末には、スタジオも爆笑に包まれていた。ネット上でもコーンパンについての様々な意見が噴出。紹介されたコーンパンについては「うまそう」という書き込みがいくつも見受けられたほか、「つい買ってしまう」という自覚症状無しのコーンパンマニア予備軍、自分のお気に入りコーンパンを挙げる人もいるなど、「名脇役」のコーンパンが盛り上がりを見せていた。

【文・佐野 興平】
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