読売テレビがお届けする、テレビを楽しむ読み物メディア

人生の大半を賭け、40年以上埋蔵金を探し続けるトレジャーハンター!

2018.02.27

日本には戦国武将や旧日本軍に関するものなど、数千にも及ぶ埋蔵金伝説が語り継がれている。その総額が200兆円という説もあると聞けば、想像するだけでも夢とロマンが広がろうというもの。そんなトレジャーハンティングに人生を捧げているのが、1月21日のオンエアに登場したワケあり人、八重野充弘さん。宝探しの魅力にずっぽりとハマったきっかけは、天草四郎の埋蔵金調査だったそう。以来43年間、宝物を追い求めている八重野さんは、日本トレジャーハンティング・クラブを創設し、全国に眠っているであろう埋蔵金伝説を調査し続けている。

「ワケあり夢見る男」と紹介された八重野さん。ひげを蓄えたその風貌は、一見セレブな紳士のよう。渋い低音ボイスで「ちょうど70(歳)です」と話す姿は、「夢見る男」と言うよりは、もう一攫千金を果たし、今では孫がすくすく育っていく姿を見ているのが私の夢ですかなワハハ、くらい言ってくれそうな雰囲気。だが、MCのライセンス・藤原一裕、井本貴史、NMB48・渋谷凪咲の3人を前につぶやいた言葉は「(夢を)あきらめきれませんねぇ…」だった。

まず、八重野さんのトレジャーハンターとしての実績から。が、「まだ1つも見つけてない、実績ナシ!」と驚愕の事実が明かされる。しかし、43年かけていよいよ手の届くところに複数の宝がある!と力説する八重野さん。スタジオに用意された日本地図に描かれた4箇所のポイントについて説明していく。推定総額30億円という「徳川埋蔵金」は、群馬県・片品村にある金山の坑道の奥に千両箱が隠されている、というのが伝説のあらまし。ここに40年ほど前、地元の人が入り、16個あった千両箱のうち、1個を取り出したとのこと。そしてそれを換金し、海外に学校を5つ寄贈していたことが分かった。この人、すでに故人だが、遺言で「取り出す際にいっしょにいた仲間が命を落としてしまったのでその供養、そして世の中のために残りの15個の千両箱を役立ててほしい」と託したそう。八重野さんは、何度も現地に足を運び、坑道の入り口を発見。しかし、なぜかその先に千両箱は無く…。こちらは現在も継続して調査中とのこと。

ほかにも、「明日見つかってもおかしくない」という千葉県・塩見海岸の沈没船に眠る小判や、武田信玄の埋蔵金、旧日本軍が隠した美術品など、そのどれもが、地元の人たちから有力な情報を得て、現地を調査し、確かにあと一歩のところまでいっている…もの…ばかり、かも…?

しかし、現在まで実績はないものの、それぞれのお宝について熱く語る八重野さんの目は生き生きと輝いている。ロケでは、日本に2台しかない(八重野さん談)ドイツ製の高性能金属探知機を片手に海岸を探索するも、空き缶などしか見つからないが、「諦めませんよ、今度は冬の海に潜って調査しようかな」と話すなど、その情熱は枯れることを知らない。番組が制作した「宝物を見つけたときのイメージ写真(合成)」では、きらびやかなお宝を前に最高の笑顔を見せる八重野さんの姿も映し出された。ネット上でも「楽しそう」という意見や「あきらめないで!」という激励も見られるなど、ロマンを追いかけ続ける姿に感銘を受けた視聴者も数多くいたようだ。人生を賭けてトレジャーハンティングを続ける八重野さん。その夢が叶う日が来ることを、こちらも願わずにはいられない。

【文:佐野 興平】
この記事を共有する