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浩一(眞島秀和)が抱え続けた父(柄本明)への想い…親子は「素直になれず意地を張る生き物」上川隆也主演『さよならの向う側』第2話

2022.09.30

浩一(眞島秀和)が抱え続けた父(柄本明)への想い…親子は「素直になれず意地を張る生き物」上川隆也主演『さよならの向う側』第2話
©ytv
上川隆也主演の4週連続オムニバスドラマ『さよならの向う側』(読売テレビ系、毎週木曜よる11:59〜)の第2話が9月29日に放送された。さよならの向う側と呼ばれる不思議な空間には、死んだ人に「最後に会いたい人はいますか?」と尋ねる案内人(上川隆也)がいた。今回、視聴者から反響を集めたのは、病気で亡くなった山脇浩一(眞島秀和)の不器用な生き様。Twitterでは「みんな誰かに言えなかった気持ちや後悔を抱えて生きている」「父親も息子も、素直になれず意地を張る生き物」といった声があった。

浩一が24時間以内に現世でもう一度会うことができるのは、自分が死んだことを知らない人。だが最初に浩一の死を知った姉・由利子(宮澤美保)は、親戚や同級生、そして父・博(柄本明)に次々と連絡をとり、その事実を拡散させてしまう。

すると浩一はレンタルビデオショップへ訪れる。借りっぱなしだったDVD「宇宙怪獣シリーズ」を返却しようとすると、この作品のファンだという店員と出会う。2人は小さい頃、父親と一緒にこの映画を観たという共通点があった。

その後、さよならの向う側へ戻った浩一はもう誰にも会わず、「酒が浴びるほど飲みたい」とヤケになる。しかし案内人は「あなたが本当に会いたい人に、最後に一目だけでも……」と強い口調で訴えた。じつは浩一にはずっと引っかかっていた人がいたのだ――。

今回注目を集めたのは、父に認められたくて必死にもがき続けた、浩一の不器用な生き様。生前交わることがなかった父と息子それぞれの愛情に、多くの共感が得られたようだ。

Twitterでは「昔気質の父親は子どもにとっては近寄りがたい存在。本当はもっとたくさん話せていたら…」「みんな誰かに言えなかった気持ちや後悔を抱えて生きている」「父親も息子も、素直になれず意地を張る生き物」といった声が。また出演者の演技に対し、「柄本さんと眞島さん…小劇場の二人芝居を見ているようだった」「上川さんと眞島さん、眞島さんと柄本さん。このドラマって役者さん同士のぶつかり合いみたいなところがある」といった感想も見受けられた。

さらに亡くなってしまった人に悔いが残らないように導く案内人もまた、大きな後悔を抱えていることが明らかになった。Twitterでは「『後悔のない人間はいません』と案内人さんが言い切ってくれて、なんだか自分も救われるような気がします」「案内人さんの後悔ってなに?」などの声も。その点も次回以降、興味深く見守りたい。

【文:高山惠】
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