突然の火からあなたの身を守る「ストップ、ドロップ&ロール!」とは?アニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』

2024.01.15

突然の火からあなたの身を守る「ストップ、ドロップ&ロール!」とは?アニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』
©曽田正人・冨山玖呂・講談社/「め組の大吾 救国のオレンジ」製作委員会
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アニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜17:30~)1月13日は『全国消防救助技術大会』が放送された。

同僚のアルトーネン響に声をかけられた中村雪は、自分が『全国消防救助技術大会』に出ることを知る。雪に与えられた『め組』最初のミッションが、消防救助隊員が救助技術を競う『全国消防救助技術大会』で個人種目のロープブリッジ渡過で全国トップになることだったのだ。一方、不破消防署でも大会に向け、「打倒、生姜谷救助、全国一」を目指しトレーニングが始まっていた。その後、河川敷でトレーニングを行う十朱大吾は「生姜谷消防署の纏定家」と名乗る男と出会うが……というストーリー。

纏と会話しようとした大吾の目に入ったのは、河川敷でバーベキューをしていた家族の服に火が着く瞬間だった。実は、毎年約百人の方が亡くなっているといわれる着衣着火。料理中やバーベキュー中といった火を扱うときはもちろん、電気ストーブなどでも発生する可能性がある。

経験者も多くSNS上では様々な体験談を見ることができるが、やはり今回のストーリーと同じく反射的に逃げようともがいてしまうようだ。視聴者は「実際に経験したら覚えてられるかな……」「知ってるのと知らないのじゃ違うよね」「ストップ、ドロップ&ロール!」などと呟いていた。

経験談から考えると、体に火が着いている状態で【ストップ:走らずその場で止まる】はかなりの勇気が必要だろう。しかし、今回のストーリーを観てこれが助かるための第一歩だと知っているだけでもパニックを起こしにくくなるはずだ。立ち止まることができたら【ドロップ:地面に倒れ込み火の付いた部分を押し付ける】【ロール:顔が火傷しないように手で覆いながら火を消すように地面を転がる】。

どんなに気を付けていても起こる可能性のある着衣着火。“もしも”を考えて火を使うときに大吾の「ストップ、ドロップ&ロール!」という声を思い出してみると、あなたも自分自身や誰かを助けられるかもしれない。
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