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秘密の宝庫でまた発掘!群馬県は関東でいちばんのうどん県だった?!

2017.10.20

「ケンミンSHOW」は群馬県が好きらしい。10周年を記念して発表されたカミングアウトランキングでも、登場回数60回で全国6位。関東ではトップだった。

確かにどこかほのぼのした土地柄で、なぜだか笑えるネタでいっぱいだ。県民のトークがまた味があって楽しい。そしてとくに食文化は地味だが独特。そんな料理もあったのか、こんなメニューをなぜ愛しているのかと驚かされてきた。

10月19日放送の「ケンミンSHOW」は「ダウンタウンDX」との合体スペシャルでネタ満載だったが、群馬県の秘密がまたもや明かされた。

群馬県民はうどんが好き、という話。と聞くと「ああ水沢うどんでしょ、あれはおいしいよね」と思う人が多いかもしれない。

だが前橋市からレポートされた、もっと普通のうどん。ざるに入れて家庭で食べるのだが、つけ汁が変わっている。たっぷりの根菜を出し汁で煮て味付けする、いわゆるけんちん汁。これがうどんとともに出てくると、群馬県民一家はその具材満載の汁にうどんをどん!とつけてしまう。具と一緒にもりもり食べるのだ。

確かに「けんちんうどん」のメニューがあるお店もたまにあるが、どうやら群馬県ではこれがうどんのひとつのデフォルト。基本の食べ方になっているようだ。一見、ちょっとボリュームありすぎに思えるのだが、もりもり食べる群馬県民を見ていると、なんだかとてもおいしそうに見えてくる。今度、自宅でやってみようか。

さらに驚愕するのが、さりげにテーブルに供された器からきんぴらごぼうをはしでつかむと、それをけんちん汁に入れてうどんの具として食べてしまう。けんちん汁の味に飽きたら少し濃いめになってまたおいしいのだという。他県民からすると、ルール無用、実に自由な食べ方に思える。

けんちん汁もうどんも、取り立ててめずらしいものでもない素朴な料理だが、素朴を組合せると日常楽しめるおいしい食文化になる。そういうところが、我々が惹きつけられるポイントのかもしれない。

場面は群馬県の桐生市に移ると、また別のうどんが登場する。お店で県民が注文したら出てきたのが「ひもかわうどん」。うどんという名だが、平たーい麺。幅は4センチから、大きいものだと10センチを超えるものもある。これをまたおいしそうに食べるのだが、平たすぎて幅広すぎて食べにくそう。スタッフがおいしいかと聞くと群馬県民、「見た目は白帯、味は黒帯」と、用意していたかのような見事な返答だった。

番組では有名な水沢うどんをはじめ、他にもユニークなうどんを紹介していった。そうなのだ、他県民は知らなかったが群馬は関東いちばんのうどん県なのだ。しかも麺や食べ方のバリエーションが豊富。さすが素朴な食材を徹底的に楽しむ群馬県民!

それにしてもスペシャルで時間も長かったこの回も、最初にフィーチャーしたのは群馬県。またもや面白いネタだった。ケンミンSHOWが注目しているらしいこの県の、次なるネタをまた楽しみにしたい。

【文:境 治】
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