夫と友人の不倫現場を目撃「このあと修羅場になる」新川優愛主演『ギルティ～この恋は罪ですか？～』

新川優愛主演の連続ドラマ『ギルティ～この恋は罪ですか？～』（読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11:59〜）の第2話が4月9日に放送された。仕事も結婚生活も順風満帆な荻野爽（新川優愛）だが、今も高校の初恋が忘れられない。その思い出は、次から次へと押し寄せる衝撃の裏切りにより、やがて罪の炎へと変化していく。そして今回は最愛の夫・荻野一真（小池徹平）の裏切りを知ることになり、Twitterでは「えぐい展開。血の気が引くな」「辛すぎやん…」「来週は修羅場になるな」といった声があがった。

女性ファッション誌の編集部に所属する爽は、責任のある仕事を任されるエース的存在。私生活でも家事の分担を率先して行う優しい夫・一真と、幸せな結婚生活を送っていた。その一方、爽は撮影のために訪れたレストランで、高校時代に交際していたオーナーシェフ・秋山慶一（町田啓太）と再会を果たす。

後日、爽の元に秋山から連絡が入る。撮影の時に爽は、ストールを店に置いたまま帰っていたのだ。再び店を訪れた爽だが、そこには秋山の妻・美和子（徳永えり）の姿も。妻のことを「美和子」と名前で呼ぶ秋山に、爽はもやもやした気持ちで店を出る。
その頃、一真は爽の友人・及川瑠衣（中村ゆりか）との逢瀬を楽しんでいた。何食わぬ顔で「奥さんどんな人？」「奥さんも浮気していたりして……」と語る瑠衣に、一真は「ありえない」と断言する。

その晩、それぞれ帰宅した爽と一真は、ワインを楽しむことに。一真が酔って眠ってしまうと、爽はつまずいた拍子に自分のバッグの中身を散乱させてしまう。するとその中に、自分の居場所を探知するGPSが入っていたことに気づく。

翌日、一真はケーキを買って帰ってくる。この日は夫婦にとっての“出会った記念日”だった。そんな一真に「私に何か隠してはいることない？」と語り、GPSをみせる爽。しかし一真は何も知らないと激怒。激しい言い争いになり、一真はGPSを投げつける。
一方、そのGPSをもとに2人を監視していた人物がいた。それは爽の友人であり、一真の浮気相手・瑠衣。そして瑠衣は自分の家に、爽を呼び寄せる。

何も知らない爽は、一真が買ったケーキを持って瑠衣の元へ。さらにGPSのことを相談すると、瑠衣は「爽さんと旦那さんは世界一お似合いの2人」と語り、一真を信じるようアドバイスをする。瑠衣は「元気出してください」と爽を抱きしめるが、爽はその時に不思議な違和感を覚えていた。

後日、爽は施設に入っている母・小高かすみ（戸田菜穂）のもとへ訪れる。父は爽が高校生の頃に失踪。かすみは絶望し、自分が幸せだった頃から記憶が止まっていた。
その帰り道に爽は、高校生の頃を思い出す。当時、絶望したかすみは爽が交際中の秋山と別れるよう説得。さらに「あんたがあの子を選ぶなら、お母さん死ぬから」と脅し、爽は想いを秘めたまま秋山に別れを告げたのだった。この切ない別れにTwitterでは「2人、寄り戻せば...ってダメだよね」「ドロドロな人たちばかりの中で、秋山の周りだけめっちゃ爽やかな風が吹いてる」「別れさせられるのって未練が残るわ」といった声が。

その頃、１人で家にいた一真のもとに瑠衣が訪ねてくる。そして瑠衣は家のシャワーで自らずぶ濡れになり、こうつぶやく。
「思い出さない？　初めて会った日のこと」
半年前、一真は雨の中、ずぶ濡れになった瑠衣と出会っていたのだ。２人はシャワーに打たれ、濡れたまま激しく愛し合うが、このシーンに「あーあ、、風呂場で…」「うわえろ、、、、、キスがえろい」「夫婦の家で浮気するほどクズなものはない」といった反響があった。

後日、爽は行きつけのバーで瑠衣と飲んでいた。そこで瑠衣は店長の龍（阿部亮平）に、爽の夫が“出会った記念日”に買ってきたケーキを食べたことを話す。しかし爽は出会った記念日のことを誰にも話したことがなかった。さらに瑠衣の家で「元気出してください」と抱きしめられたときの感覚を思い出し、瑠衣から自分の身近にいる人の匂いがしたことに気が付くのだった……。それはまさか……？

瑠衣のことで思い悩む爽は、編集長から頼まれごとをされる。秋山の店に、記事の最終確認のための試し刷りを届けてほしいというのだ。戸惑いながらも店へ訪れた爽は、秋山から店の新メニューを試食してほしいと頼まれる。「お前の舌は信用できる」そう断言する秋山に対して、「そんな簡単に人を信用しちゃだめだよ」とつぶやく爽。すると秋山はこう語る。
「裏切られた時に傷つくのが怖いんだろ？」「怖がってないで、自分が思った通りやれよ」
それを聞いた爽は、なぜかスッキリした気持ちになるのだった。

秋山の言葉に押され、爽はその晩に彼氏と一緒にいるという瑠衣の部屋へ訪れる。そこで爽が目撃したのは、瑠衣とキスをする一真の姿。爽に真っ黒な闇が訪れた瞬間だった……！

【文：高山 惠】