【愛知県・福島県・佐賀県】おでかけスポットBEST3!えびせんの里にフラミンゴ館、そして海中レストラン?!

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5月は家族の行楽にぴったりの季節。そこでここでは、日本全国の「おいしいおでかけスポット」BEST10のうち上位3つを紹介しよう。

3位:愛知県「えびせんべいの里」
愛知県と聞くとこってり濃い味の名古屋メシを思い浮かべるが、今回はなんと「えびせんの里」。そりゃなんだ?愛知県マダムがドヤ顔で「見渡す限りえびせん。えびせんのテーマパーク」と途方もないことを言う。
知多半島の美浜町に「えびせんべいの里」はある。実はここ創業75年の老舗えびせんメーカーによる工場直売所。そもそも愛知県はえびせん生産量全国1位、シェア95%を誇るえびせん王国なのだ。
ここ「えびせんべいの里」は年間100万人が押し寄せる愛知県民、垂涎のお出かけスポット。とにかく一面が、えびせん!えびせん!えびせん!ショッピングはもちろん工場見学も楽しめる、まさにえびせんのテーマパークだ!
種類も豊富、取材した家族のおすすめは「えびみりん揚げ」。甘じょっぱくて名古屋っぽい。他にもペスカトーレを彷彿させるトマトバジル味、絶対うまいカレー味、いかすみ、塩レモンなど、 40種類以上のフレーバーがラインナップされている!

via ©ytv
ここで店内に行列を発見!みんな並んで何をしているのか?愛知マダムに聞くと「試食コーナーです」。なんと無料で試食食べ放題なのだ。そりゃあ並ぶわ。そしてみなさん、取る量が試食の域を超えている。
「これ何枚ぐらい取ったんすか?」と聞くと「何枚でしょう?200枚はあるかな。」平然と回答。みなさんの1番のお目当てはこれじゃないかな?

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2位:福島県「メヒコ」
福島県は歴史と由緒のある観光地が多々ある。だが今回紹介するのは、シーフードレストラン「メヒコ」。スペイン語でメキシコを意味する店名だが、なぜかデカデカと「フラミンゴ館」ともある。よくわからないなと 店内へ入ると、メキシコ感ゼロ。むしろ高級レストラン風で、 天井にはゴージャスなシャンデリア。そしてびっくり!窓の外にフラミンゴ!隣接していた「フラミンゴ館」がレストランから見えるのだ。しかもいっぱいいるし。だが福島県民は平然とフラミンゴビューで食事を楽しんでいる。

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大家族で来ていたお母さんに聞くと「先月は子供の誕生日で、今日は私の誕生日で来ました。いわき市に動物園がないので、ここで動物を子どもたちに見せてます。」
なるほど動物園代わりか、でもどこか奇妙なんですけど。
すると、そこに運ばれてきたのはカニピラフ!殻付きのカニがどっさりピラフに乗っかっている。どのテーブルでも殻付きカニフピラフが次々運ばれてくる。福島でなぜカニ?メキシコ料理じゃないのになぜピラフ?それを見つめる多すぎるフラミンゴたち。この謎だらけのワンダーゾーンで、みなさん平然とカニピラフを頬張っている。

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「メヒコ」では和食洋食合わせて、実に100種類以上ものメニューをラインナップしているが、なんと4割以上のお客さんが名物のカニピラフをオーダーするという。世界観がよくわからない。
いわきのフラミンゴ館から1分ほど歩くと、もう1つの「メヒコ」を発見!その名も「シャークワールド」店内は壁一面に巨大な水槽、その中を凶暴なサメがうようよ泳いでいる。そしてこちらもカニピラフ。ますます謎な「メヒコ」、物珍しさで行ってみたいね!

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1位: 佐賀県「萬坊」
佐賀県といえば有田焼など焼き物や佐賀牛が有名。だが今回の行き先は県北部の呼子町。この町のおいしいおでかけスポットが「萬坊」だ。
あの変わった魚、マンボウがいるのかなと思いがちだが、陸地から伸びたさん橋の先に四角い建物が海に浮かんでいる。これがレストランらしい。
フロントは家族連れの県民たちで大盛況、待ち時間なんと1時間で大人気スポットなのだな。地下へ進むと、正面には立派な水槽。「メヒコ」はフラミンゴ館だったけど、こっちは水族館なのかな?ところが横を見ると、和風な客席スペースがずらり、県民たちで満員御礼状態。

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実は「萬坊」は海中レストラン!海面下3メートルの海の中で食事を楽しめるお店なのだ。 窓の外を通る様々な魚の姿にテンション爆上がり!
みなさんが注文するのはほとんど「イカコース!」。呼子町はイカ漁が盛んで有名。コースはまず以下のすり身で作ったイカシューマイ。そして出た!まだうにょうにょ嘘いてるイカの活き造り!新鮮だからコリコリして甘いんだって!イカの天ぷらも堪能できてイカコースは3300円と超リーズナブル!

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ここでは1〜3位を紹介したけど、できればBEST10を全部じっくり見てくださいね!

【文:境治】