読売テレビ2020年入社 新人アナウンサー地上波デビュー“初鳴き”に密着!

2020.10.07

読売テレビ2020年入社 新人アナウンサー地上波デビュー“初鳴き”に密着!
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2020年4月、今年も読売テレビには新人アナウンサーが入社しました!
慶應義塾大学の準硬式野球部出身の大野晃佳(おおの・あきよし)アナウンサーです。
野球が大好きでスポーツ実況ができるアナウンサーを目指し、夢いっぱいに入社した大野アナに対し、最初に立ちはだかった壁は新型コロナウイルスでした。

通常であれば、先輩アナウンサーによる対面での指導が日々行われるのですが、今年は入社後すぐに発出された「緊急事態宣言」によりそうはいきませんでした。
感染防止のため、オンライン上での指導を強いられ、先輩アナウンサーにとっても試行錯誤を重ねながらの研修は1か月以上にもわたりました。
発声練習も家でしなければなりません。「ご近所への配慮から思いっきり声を出すことはできませんでした。大声を出す練習は枕を顔に当ててやっていました。」と大野アナは話します。
大野晃佳アナウンサー
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大野晃佳アナウンサー

「家でできていた40秒の長音(息継ぎをせずに声を出し続ける)が、スタジオに入ったら35秒しかできなかったなど、やはり対面とは違い、オンライン指導は困難を極めました。」と教育係の三浦隆志アナ。

新人アナウンサーの最初の登竜門である“初鳴き”(地上波におけるニュースデビュー)を、読売テレビでは例年7月~8月頃に行っているため、それに間に合わせるべく7月初旬より出社して対面での研修が始まりました。指導役のアナウンサーともソーシャルディスタンスを保ち、密にならぬよう、社屋の屋上の端と端に立ち、声を出して研修をしていたといいます。

このような異例尽くしの対面研修をし始めてから約3週間、ついに“初鳴き”の日程が決定!
対面の研修がまだまだできていない中、「もう少し遅くてもいいんじゃないか」という声をよそに、三浦アナは「まずは“鳴か”せてみないと始まらない」と例年同様の日程を決断!
三浦隆志アナウンサー
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三浦隆志アナウンサー

大野アナは、ニュースの本番が始まる1時間前にニューススタジオがある報道フロアに登場。
早速、用意されていた原稿を下読みし、何度も声を出して練習を開始しました。ニュース初挑戦ということで、周囲も緊張させてしまうほどの緊張ぶり。
当日の指導役の牧野誠三アナ、三浦隆志アナから、イントネーションやアクセント、原稿を読む速さについてアドバイスを受けながら、準備を進めました。

いよいよ本番!とニューススタジオに入ったあとも三浦アナの厳しい口調でのアドバイスが本番直前まで飛び交います。そして、スタジオの外にはだんだん先輩アナウンサーも集まり始め、『ウェークアップぷらす』の出演を終えた諸國沙代子アナや、『あさパラ!』の出演を終えた平松翔馬アナも駆けつけ、本番が始まりました。
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冒頭「こんにちは」とゆっくり頭を下げ、新型コロナウイルス感染拡大に対する大阪府の休業要請に関するニュース、そして天気予報を丁寧に伝え、無事に時間内に読み終えました。

本番終了後、集まった先輩アナウンサーやそこにいた報道局員から拍手が起こり、「ありがとうございます!」と大きな声でお礼を言い、
「本番3秒前にグッと緊張を感じた。オンラインでの研修が1か月強、対面での研修が1か月弱という、今までとは違った環境の中での研修で臨む“初鳴き”、正直不安はありましたが、なんとかスタートラインに立てた今、より一層気持ちを引き締めて頑張っていきたいと思います!」と今日の感想、そして今後の抱負を力強く語った大野アナ。

彼の苦難の道をここまでずっと応援してきた三浦アナは
「今日から“大野くん”ではなく“大野アナ”。彼が成長したらアナウンス部としては新型コロナウイルスをなにかひとつ克服したことになるでしょう」と話します。
初鳴きを終え、満面の笑み!
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初鳴きを終え、満面の笑み!

その“初鳴き”から約3週間、またもや大野アナに大役が!
24時間テレビでの募金方法をしっかり伝えるという大事な役割を担当することになり、M-1王者のミルクボーイさんと局キャラクターの“シノビー”とともにしっかり役割を果たすことができました。
局キャラクターシノビーと
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局キャラクターシノビーと

まだまだ修行を積みながらではありますが、これからの活躍にぜひご期待ください!
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