混迷を極める事件!「命は大切に」ビンタと目暮警部の一喝!アニメ『名探偵コナン』

2023.10.23

混迷を極める事件!「命は大切に」ビンタと目暮警部の一喝!アニメ『名探偵コナン』
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
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アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)10月21日は『不死身男のプライド』が放送された。

裏通りを歩いていたコナンと小五郎はツクバ総業社長の遺体を発見する。警察の捜査によるとビルの屋上から落ちたことが死亡の原因のようだった。さらに遺体の懐には謎のメッセージが入っていた。会社に話を聞きに行くとメッセージの“三度目の正直”という言葉に社員たちは反応。被害者はここ数日の間に、二度襲われていたのだ。この証言から「犯人がついに襲撃を成功させた」として目暮警部たちは捜査を始めようとする。しかし、そこに被害者の叔母が駆け付け「自殺を仄めかすような連絡があった」と言う。他殺と自殺の両面で捜査が始まるが……というストーリー。

他殺の線を捜査し始めた高木刑事たちに付いていったコナンと小五郎は、あることを知り困惑してしまう。被害者が語っていた二度の襲撃自体が存在しなかったのだ。

一方、自信満々だった被害者が開始数分で殺害されてしまったことに視聴者も困惑。SNS上では「不死身のはずでは!?」「全然、不死身で無敵じゃなかった!」「フラグ回収していったぞ」などと混乱している様子が見られた。

結局、二人の人物が“自殺を他殺”“他殺を自殺”に見せかけようとしていたことで真相が見えづらくなっていたことが分かる。「死に際がカッコいい悪い」で事件が発生しており、犯人どころか被害者まで命を軽視する言動に、視聴者も「被害者も酷いな」「後味が悪い」とモヤモヤしている様子。

そこで叔母や目暮警部が怒りをあらわにする。目暮警部の「命は大切にしなくてはいかんのだ! 殺人などもってのほか!」という言葉には「これは正論!」「その通りだよ!」などの声が寄せられていた。犯人だけではなく故人となってしまった社長にも向けられていただろう叔母のビンタや目暮警部の一喝は、多くの視聴者の心を動かしたようだ。

【文:山田 奈央】
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