推しはやはり尊い「みんなの推しに幸あれ!」眞島秀和主演『おじさんはカワイイものがお好き。』最終回
2020.09.11
眞島秀和主演の連続ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11:59〜)の最終話が9月10日に放送された。バツイチの営業課長・小路三貴(眞島秀和)は上司や部下からの信頼も厚い“イケオジ”だが、実は「カワイイものが好き」という、誰にも言えない秘密があった。犬のキャラクター「パグ太郎」をこよなく愛し、勤務中もひそかにパグ太郎のキーホルダーに癒されている。
果たして、カワイイもの好きの同志・河合ケンタ(今井翼)との友情の行方はどうなるのか? その結末にTwitterでは「恋愛を超える友情を見せて貰いました」「みんなの推しに幸あれ!」「友達と一緒に推し活できるって、幸せだ」との反響があった。
気持ちがすれ違い、河合から「しばらくは会えない」と告げられた小路。一緒に行くために応募して当選したパグ太郎ドリームショー先行体験のCMを見ては切なくなっていた。
「今までずっと1人でやってきたじゃないか……」
小路はそう自分に言い聞かせ、もう河合を誘わないことに決める。
そして小路の甥・仁井真純(藤原大祐)と友達になった同僚の鳴戸渡(桐山漣)は、生まれ変わったように職場で明るくなる。しかし真純は、少女漫画家になる夢について思い悩んでいた。出版社から漫画家デビューのオファーを受けていたが、現実になることで不安が大きくなってしまったのだ。鳴戸は「君の漫画は面白い」と必死に励ますが、その様子にTwitterでは「一生懸命生真純くんを励まそうとするの、いいよね」「悩みを打ち明けられる同志は大切よ...」「真純くんと鳴戸の友情良き!」などの声が。
パグ太郎のキャラクターショー開催日、小路は家でテレビをみていた。すると同居している真純が、少女漫画家として出版社からデビューしたいと打ち明ける。小路は驚きつつも、挫折して真純が傷ついてしまうことを心配する。
「これが、僕の“好き”なんだ」
「誰にも見せずに自分だけの作品にしていたら、傷つくことはないのかもしれない。でも僕は自分の好きを、もっといろいろな人に伝えたいんだ」
こう決意を語る真純の言葉は、小路の“好き”に対する想いとも重なっていた。すると、小路のもとに河合からLINEが届く。
「いつもの場所で、待っています」
さまざまな想いが巡るが、それでも河合とは……。
「友達でいてほしい!」
小路はそう叫び、河合が待つ場所へ急ぐのだった。
河合がいたのは、2人で以前に買い物をしたファンシーショップだった。その帰り道、河合は出張先で遭遇した武林穂歩(山本未來)について、元妻だと話してくれなかったことがショックだったと打ち明ける。そして、そんな重すぎる自分のことを、小路は嫌いになるのではないか? 河合はそれが怖かったのだ。しかし小路は断言する。
「嫌いになったりしない!」
「俺の大切な友達を、そんなふうに悪く言わないでくれ!」
こうしてお互いの“好き”を確かめ合った2人は、固い握手を交わす。しかしその時、小路は大切なことを忘れていたことに気づく。
「パグ太郎ドリームショー!」
2人で会場に到着すると、すでにドリームショーは終わっていた。しかし、河合はあるものを発見する。
「パグ太郎!」
そこには一緒に写真が撮れるパグ太郎の着ぐるみがいた。「写真撮りましょう!」と河合に促され、パグ太郎と対面。感動のあまり腰が抜けたようになり、さらには挙動不審な行動とテンションをみせる小路にTwitterでは「推しに会った時の挙動不審がわかりみ過ぎるww」「パグ太郎を前にした小路さんが崩れるのとか、分かりすぎて…」「小路さんがパグ太郎とハグしたときの、あの恍惚の表情!」といった共感の嵐に。
翌朝起きると、昨日の出来事はすべて夢だったのでは? と感じる小路。しかしスマホの待ち受けには、パグ太郎とのぎこちない2ショット写真が収まっていた。
一方、鳴戸は真純が選んでくれた短パンを履き、今日も道端の野良猫に「ネコチャァン」と声をかけている。そして小路と河合は行きつけの喫茶店で、お互いの“推しトーク”に花を咲かせていた。そんな男たちの日常にTwitterでは「きっとこの週末も、推しトークしてるんだろうなぁ」「また4人とパグ太郎に逢いたい!!」といった声があがるのだった。
【文:高山 惠】
果たして、カワイイもの好きの同志・河合ケンタ(今井翼)との友情の行方はどうなるのか? その結末にTwitterでは「恋愛を超える友情を見せて貰いました」「みんなの推しに幸あれ!」「友達と一緒に推し活できるって、幸せだ」との反響があった。
気持ちがすれ違い、河合から「しばらくは会えない」と告げられた小路。一緒に行くために応募して当選したパグ太郎ドリームショー先行体験のCMを見ては切なくなっていた。
「今までずっと1人でやってきたじゃないか……」
小路はそう自分に言い聞かせ、もう河合を誘わないことに決める。
そして小路の甥・仁井真純(藤原大祐)と友達になった同僚の鳴戸渡(桐山漣)は、生まれ変わったように職場で明るくなる。しかし真純は、少女漫画家になる夢について思い悩んでいた。出版社から漫画家デビューのオファーを受けていたが、現実になることで不安が大きくなってしまったのだ。鳴戸は「君の漫画は面白い」と必死に励ますが、その様子にTwitterでは「一生懸命生真純くんを励まそうとするの、いいよね」「悩みを打ち明けられる同志は大切よ...」「真純くんと鳴戸の友情良き!」などの声が。
パグ太郎のキャラクターショー開催日、小路は家でテレビをみていた。すると同居している真純が、少女漫画家として出版社からデビューしたいと打ち明ける。小路は驚きつつも、挫折して真純が傷ついてしまうことを心配する。
「これが、僕の“好き”なんだ」
「誰にも見せずに自分だけの作品にしていたら、傷つくことはないのかもしれない。でも僕は自分の好きを、もっといろいろな人に伝えたいんだ」
こう決意を語る真純の言葉は、小路の“好き”に対する想いとも重なっていた。すると、小路のもとに河合からLINEが届く。
「いつもの場所で、待っています」
さまざまな想いが巡るが、それでも河合とは……。
「友達でいてほしい!」
小路はそう叫び、河合が待つ場所へ急ぐのだった。
河合がいたのは、2人で以前に買い物をしたファンシーショップだった。その帰り道、河合は出張先で遭遇した武林穂歩(山本未來)について、元妻だと話してくれなかったことがショックだったと打ち明ける。そして、そんな重すぎる自分のことを、小路は嫌いになるのではないか? 河合はそれが怖かったのだ。しかし小路は断言する。
「嫌いになったりしない!」
「俺の大切な友達を、そんなふうに悪く言わないでくれ!」
こうしてお互いの“好き”を確かめ合った2人は、固い握手を交わす。しかしその時、小路は大切なことを忘れていたことに気づく。
「パグ太郎ドリームショー!」
2人で会場に到着すると、すでにドリームショーは終わっていた。しかし、河合はあるものを発見する。
「パグ太郎!」
そこには一緒に写真が撮れるパグ太郎の着ぐるみがいた。「写真撮りましょう!」と河合に促され、パグ太郎と対面。感動のあまり腰が抜けたようになり、さらには挙動不審な行動とテンションをみせる小路にTwitterでは「推しに会った時の挙動不審がわかりみ過ぎるww」「パグ太郎を前にした小路さんが崩れるのとか、分かりすぎて…」「小路さんがパグ太郎とハグしたときの、あの恍惚の表情!」といった共感の嵐に。
翌朝起きると、昨日の出来事はすべて夢だったのでは? と感じる小路。しかしスマホの待ち受けには、パグ太郎とのぎこちない2ショット写真が収まっていた。
一方、鳴戸は真純が選んでくれた短パンを履き、今日も道端の野良猫に「ネコチャァン」と声をかけている。そして小路と河合は行きつけの喫茶店で、お互いの“推しトーク”に花を咲かせていた。そんな男たちの日常にTwitterでは「きっとこの週末も、推しトークしてるんだろうなぁ」「また4人とパグ太郎に逢いたい!!」といった声があがるのだった。
【文:高山 惠】
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