新潟には負けない!ラーメン日本一を奪われた山形県民が奪還に燃えている!

2022.10.28

新潟には負けない!ラーメン日本一を奪われた山形県民が奪還に燃えている!
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山形県民はラーメンが大好き。中華そば(外食)年間支出金額では2013年から8年連続で山形県が1位だった。ところが!2021年は2位に転落、お隣の新潟県に首位を奪われた!その金額は、1位新潟市の13,734円に対し、2位山形市は13,434円。たった300円差で首位を奪われたのだ。
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「山形県の文化はラーメンとともにある」と豪語する山形県民に首位転落を伝えると「なんでえ?!」と大ショック。すでに知っていた山形女子は「ビッグニュースでした!会社で話題になった。」という。悔しがりつつも「新潟は何のラーメンが人気なんですか?」と懸命に上から目線で強がる。
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一方、新潟県民は1位と知り大喜び。なぜ首位になったのか聞くと「市によってラーメンが違う。三条市では背脂ラーメン、長岡市だと生姜醤油ラーメン」と解説。「地元を愛した結果の1位。山形の人にはそれを知って欲しいですね。」と1位の余裕で語る。海水浴場にいたダンディは「頑張ってもっと食えばいいんじゃねえの?今まで1杯食ってたのを2杯食えばええんじゃないの?」と山形県民を煽ってくる。
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山形県民にチクると「新潟が?生意気だね、それはそれは」と憮然として言う。「8年連覇したのは山形だから、ワンチャン返せます。」と、首位陥落を認めたくない様子。

地元のニュース番組では「山形県が9年連続ラーメン支出1位を獲得しました」と、悔しいからって間違ったこと言ってる?「過去3年間を平均した年間支出金額が全国でトップとなりました」って、ウソではないんだろうけど、3年平均って無理がないか?

ここで山形県民へのエールを込めて、山形ラーメンの世界を紹介しよう。
山形県は4地方で構成されているが、まずは山形市を中心とした村山地方。「鳥中華がおいしいよ。おそば屋さんにもある。」と聞いたので蕎麦の老舗「水車生蕎麦」さんに行ってみると、みなさんラーメンを食べていた!ただの醤油ラーメンに見えるがスープがおそばのつゆなのだ。常連らしきお兄さんが「これがうまいのよ!そばつゆに鳥の出汁も出てる!天かすも合う!なんぼでも飲める」と猛烈アピール。そこまで言われると食べたくなるなあ。
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日本海に接する庄内地方では酒田市の酒田ラーメンが名物。薄めの醤油スープにワンタン、って普通のワンタンメンでは?お客さんに聞くと「このワンタンが、薄くて噛む感覚がないほど。」なるほどよく見ると、透き通るほどで極薄0.3ミリ。これもおいしそうだぞ!
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最上地方で注目が、鳥もつラーメン。その名の通り鳥の砂肝、腸、キンカンが入っててオリジナリティ抜群だ。
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最後の置賜地方では、南陽市の「赤湯ラーメン 龍上海本店」が大人気。行ってみると、大行列だ。からみそラーメンが売りで、味噌スープのラーメンに赤いからみそがのっている。まろやかな辛さで、ニンニクがコクを出してるそうだ。これも食べたいね!
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こうした個性的でおいしいラーメンがある中で、行政も「首位奪還計画」を構想中だという。山形市役所ではそのためのチームが結成され、「1位を奪還してさらに山形ラーメンを売り込みます!」と意気込んでいる。ラーメン名刺を作成したり、ラーメンDAYの制定などを検討中。芋煮会で使う日本一の大鍋で調理する巨大ラーメンイベントも考えているそうだ。

民間企業も首位奪還に燃える。大風印刷という印刷会社ではカプセルトイを発売。製麺所にあるカプセルトイを買うと「ラーメンキーホルダー」が手に入り、提携したラーメン店の麺大盛りや煮卵無料などのサービスを期間中何度でも受けられるという。

また山形放送では新潟のテレビ局と年末にラーメン対決番組を計画するなど、県をあげてオール山形でラーメン文化を盛り上げている。

さらに首位奪還の鍵になりそうな注目のラーメン店が「ケンチャンラーメン」だ。「山形県民全員好き!」と県民たちが盛り上がり、酒田に本店を構え、県内に9店舗展開している。メニューは中華そばオンリー。チャーシュー、メンマを具材に、極太ちぢれ麺で勝負している。ボリュームがすごくて、普通盛りで300g、小盛りでも250g。この麺は、ひと玉ずつを手で潰してちぢれを作っていて、大変なこだわり。常連らしき山形青年は「ケンチャンラーメン食べてれば1位奪還!新潟には負けられません。明日もラーメン食べます!」と、このラーメンを通じて首位奪還に燃えていた。
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山形県民のラーメンへのこだわりがよくわかった。これなら首位奪還はいけそうだ。新潟県民も頑張って首位を守ってほしい。そうやって両県で盛り上がっておいしさに磨きがかかったラーメンを、我々他県民は食べに行かせてもらいますよ!

【文:境治】
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