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横文字はなんちゃら、客なのにありがとう、「う○こ行っとったん?」。大阪府民の口ぐせバイブル!

境治 2020.11.28

横文字はなんちゃら、客なのにありがとう、「う○こ行っとったん?」。大阪府民の口ぐせバイブル!
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独特の文化を持つ大阪府民。粉もん大好きな食文化もユニークだが、何と言ってもしゃべりが面白い!なぜか府民共通の口ぐせもあったりする。例えば「同じことを二回言う」。街で聞いても「言うてる言うてる。ホンマやホンマや!」と2回ずつ答える。「その帽子いいですね」と持ち物を褒めると「いくらに見える?」と値段を聞いてきたり、会話の中で「屁」をやたら入れてくるのも共通の口ぐせのようだ。
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そこでさらに面白い口ぐせを探してみた。まず発見したのが「大阪府民は横文字が苦手でなんちゃらで乗り切る」。横文字について聞くと「カラオケでも横文字のとこ歌わへん」などと、苦手と認める人が多い。そして横文字を言わせると「なんちゃら」をかなりの頻度で使うのだ。例えば「エッグベネディクト」を言わせようとすると「ああ・・・エッグなんちゃら」「エッグベネなんちゃら」などとかなりの確率で「なんちゃら」を混ぜてくる。あるいはEXILEの弟分、三代目J SOUL BROTHERSについて聞くと「うーん・・・三代目なんちゃらブラザーズ」と、ほとんど言えている中になんちゃらを入れる。うろ覚えなのもあるが、どうやら横文字を言うのは恥ずかしい、ええカッコしいと感じるせいもあるらしい。カッコつけるのが嫌いな大阪府民らしい言い方なのだろう。
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一方、こんな素敵な口ぐせもある。「大阪府民はお客さんの方からありがとうと言う」。東京などでは買い物をする時「ありがとう」とお店の人が言っても、客の方は笑顔を返す程度で何も言わないのが普通だろう。だが大阪府民は観察していると、お客さんの側も「ありがとう」と言うことが多い。お店で品を包んでもらって受け取る時に「ありがとう」。バスを降りる時、運転手さんに「ありがとう」。サウナでビールを飲み終わったおっちゃんがジョッキを返しながら「おいしかった、ありがとう」。大阪の町中で、お客さんの「ありがとう」が当たり前のように飛び交っているのだ。大阪で「ありがとう」と言えば、46年続く長寿番組「ありがとう浜村淳です」だ。その浜村淳さんに喫茶店でお会いするといきなり「ありがとう」とおっしゃる。お水が来たら「ありがとう」とコーヒーを注文。まちがってクリームソーダを運んできたお姉さんには「間違えてくれて、ありがとう」とひたすらありがとうを言いまくっていた。
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さらに大阪府民には「トイレが長いと女性にもう○こしてたん、と聞く」という口ぐせと言うかなんと言うかもある。若いカップルに「トイレが長いとう○こしてたん、って聞きませんか?」と聞くとおしゃれなおにいさんが普通の顔で「聞きますねえ」と答える。女性も「聞かれる事、多いですね」と微笑みながら言うではないか。きれいな女性なのにそんなこと言われちゃうの?嫌なんじゃない?「全然嫌じゃないです。デリカシー無いとか思わない」って、デリカシー無いでしょう。一人で歩くシュッとしたキャリアウーマンにも「う○こしてたん、って聞かれます?」と、おいおいそんな下品なこと上品な女性に言うなよ、という質問をしたのだが「聞かれます。普通の日常会話ですね。おはようぐらいのレベルやと思います」と答えるではないか。うひゃあ、どうも感覚が違うなあ。
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もうひとつ、これも大阪府民らしいのが「擬音なしで道案内できない」だ。言われてみると、大阪の人、ビューとかシュッとか、道を教える時によく言うなあ。あるおっちゃんに道を聞くと「そこからタクシー乗ってバーンと車でビューと向こうへ行ったら済むことやん」って言われてもわかんないですけど。別のおっちゃんは「右へ曲がってドン!左へドーン!そのまま曲がってまっすぐ行ったらドカンや」ってそのドンとかドカンとかどうしたらいいの?「ドカンは行き止まりや」っていつからそんな意味になったっけ?おにいさんに梅田への道を聞くと「まっすぐ西にね、ドーン!と突き当たって5つぐらい信号をトントントーンと越えたら右にカッ!と曲がって」って、カッ!ってなんですか?「90度」まあそんな気もしないでもないけど。これで大阪府民同士で会話が成立し、聞いた側は目的地にたどり着けるんだろうか。などと気にするのがつまらないんだろうね。なんとなくわかればいいし、また迷ったらまた聞けば、シュッとかドンとか教えてくれていつか着けるんだよ、それでいいよね!
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