夏祭り到来!「盛岡さんさ踊り」「長崎くんち」!そして「オマツリジャパン」って何?

2023.08.01

夏祭り到来!「盛岡さんさ踊り」「長崎くんち」!そして「オマツリジャパン」って何?
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新型コロナウイルスの影響で中止や縮小を余儀なくされていた夏祭りが今年、本格復活を遂げる傾向にあります。なんとも喜ばしいことですが、一方、各地で受け継がれてきた祭りは近年さまざまな理由で消滅の危機に直面しているところも多いのだとか……。そんな中、祭りを盛り上げて日本を元気にしようとしているのが、日本初のお祭り専門会社「株式会社オマツリジャパン」(東京都練馬区)です。

そこで今回は、読売テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』(毎週月~金曜 午後1時55分~放送)でおなじみの澤口実歩アナウンサー(27)と西山耕平アナウンサー(38)のコンビが、「オマツリジャパン」について解説、さらに2人がオススメする祭りについて語っています。

(編集 : 手塚大貴/構成 : 鈴木しげき)

高齢化や資金難で苦しい祭りを支援するオマツリジヤパン

澤口 : 「オマツリジャパン」というのは、各地で受け継がれているお祭りが少子高齢化や資金難で継続が難しいというケースがたくさんある中で、盛り上げよう! さらに資金の調達もいろんな企業と協賛して支援していこう! という会社で、加藤優子さんという方が社長さんでいらっしゃるんです。
西山 : スゴイよねぇ。加藤さんの経歴も面白くて、もともと美大出身なんだって。
澤口 : しかも漬物メーカーに就職して、今はオマツリジャパンの社長という。(突然ですが)みなさんに問題です! 全国でお祭りはどれくらいの数あるでしょうか?
西山 : わかりますか、みなさん。お祭りの数です。
澤口 : じつは30万! 全国に47都道府県しかないのに30万って。
西山 : ねぶた祭りや天神祭りだけでなくて、広く地域の祭りなども数えると30万もあるというね。
澤口 : その多くが、もしかしたらオマツリジャパンに支えられているかもしれないんですよね。
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澤口アナのオススメは地元「盛岡さんさ踊り」!

澤口 : オマツリジャパンの公式サイトを見に行ったら、わたしの地元である岩手県盛岡市の「盛岡さんさ踊り」も紹介されていました。住んでいた頃は、見に行ってましたね。友達と。
西山 : へぇ~。
澤口 : 8月に行われる、岩手の中だと大きい祭りなんですけど、東北というと「青森ねぶた祭り」「秋田竿燈まつり」「仙台の七夕まつり」という強敵と言いますか、つわもの揃いで、なかなか取り上げてもらえないんですよ。
西山 : ま、大きいのがありますもんね。
澤口 : 悲しいなと思ってたんですけど、やっぱりオマツリジャパンは違いました。さんさ踊りには「サッコラー チョイワヤッセー♪」という掛け声があって。
西山 : そういうのがあるんだ。
澤口 : わたし、踊れますよ(と立ち上がり、踊り出す)。
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西山 : 画角に入ってへんで(笑)。
澤口 : これは必修授業と言いますか、(地元なら)誰でも踊れます。運動会でやりますから。
西山 : そういうの大事やな。
澤口 : 盛岡の市役所の大きな通りが、さんさ踊り一色になります。
西山 : もう、通行止めにして。
澤口 : ホントに大規模なんですけど、「ねぶた」「竿燈まつり」などに押されて目立たないのが悲しいんですが、盛岡市はニューヨークタイムズ紙の「2023年に行くべき52か所」の第2位に選ばれたので(ちなみに1位はロンドン)、かなり注目されています。もし来られる方は、ぜひ8月1日から「さんさ踊り」始まりますので、それに合わせていらっしゃってもいいかと思います。
西山 : さっき出ていた「青森ねぶた祭り」、オマツリジャパンの加藤社長は、ねぶたのプロデュースなどもしていて。去年話題になりました、1組100万円のシートをプロデュースしたのも加藤さんなんですよ。
澤口 : そういうブランド力をあげるということも大事ですよね。それが資金源にもなるってことで。
西山 : 古いものを守るためには、新しいものを取り込むことも――ま、反対の人もいるけど、まずはやってみようというところから始められたんだと思いますね。

西山アナは長崎県のアナ時代をふりかえり「長崎くんち」を!

澤口 : オマツリジャパンのサイトを見ると、全国各地のお祭りに関するニュースもどんどん出てきて。
西山 : そうそう。情報量がスゴいんですよね。
澤口 : 見てたら行きたくなっちゃって。
西山 : 例えば、どこ?
澤口 : じつはわたし、ねぶたに行ったことなくて。
西山 : ライバルだから?
澤口 : ライバルだからってわけじゃないですけど(笑)、近いと意外と行かないってあるじゃないですか。
西山 : 確かにね。私も東北の祭り、去年初めて行きましたけど、いいよね? 関西とか九州とかと全然違った文化、見せ方も含めて「こんな派手なんだ!」と思いましたね。
澤口 : あと、九州の祭りにも行ってみたいですね。
西山 : ぜひ!(西山アナは元長崎文化放送のアナウンサーなので詳しく)「博多祇園山笠」もありますし、「長崎くんち」もオススメです。
澤口 : 長崎くんちってどんなのですか?
西山 : 神社の奉納なんですけど、鉾を出して街を練り歩くというね。それで神様のところに魂を運ぶわけです。盛り上がるんだよね。コロナで止まってたんだけど。

……というわけで、いよいよ祭りのシーズンが本格的に始まります。「オマツリジヤパン」についてもっと詳しく知りたい方や、澤口アナのさんさ踊りを観たい! という方は、以下の動画でチェックしてみてください。

【ミヤネ屋SP】澤口アナが突然叫び、踊り出す!?地方の祭りも盛り上げる「オマツリジャパン」社長の熱い思いと2人オススメの祭りは?【読売新聞のミカタ】

【澤口実歩 プロフィール】
読売テレビのアナウンサー。岩手県盛岡市出身。2018年入社。『情報ライブ ミヤネ屋』など担当。資格は食育アドバイザー。趣味はゴルフ。慶応大学卒。

【西山耕平 プロフィール】
読売テレビのアナウンサー。大阪府大阪市出身。2018年入社。『情報ライブ ミヤネ屋』など担当。元ディレクター。元長崎文化放送のアナウンサー。立命館大学卒。
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