【熊本県】お姫さん?ばか?めっぱち?でばっこ?これ何のことかわかるかな?東京一郎も久々に登場!

2023.04.14

【熊本県】お姫さん?ばか?めっぱち?でばっこ?これ何のことかわかるかな?東京一郎も久々に登場!
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ここは汐留署、いつものように刑事課主任・田中三郎が頭を抱えていた。「容疑者は、何がなんでも黙秘する、の一点張りです。」そう泣きついた相手は刑事課長・神宮寺剣、鋭いプロファイリング能力を持つ凄腕刑事だ。容疑者・清田力也は自分の出身県と事件の黒幕の名を絶対に言わなかった。そう、なぜかこの物語の中で、容疑者は出身県を頑なに言わない。
そこに警官に連れられてきたのは、事件の目撃者。顔を上げると、あれ?見たことあるイケメンが!そうだ、以前の名物企画、転勤夫婦の東京一郎だ、久しぶり!目撃情報を神宮寺たちに話している最中に東の電話が鳴った。もしかして?「え?また転勤ですかあ?」やっぱり!彼の転勤人生はいつまで続くのか?「申し訳ありません」と言いながらドタバタ走り去ってしまった。もう行っちゃうの?
容疑者・清田を尋問しているところに、若手刑事・安井蓮が「裏帳簿を見つけました」と駆け込んできた。これで捜査が一気に進みそうな気配。だが安井のまぶたが腫れている。倉庫で探していると目にゴミが入ってしまったらしい。清田は「ネズミが走り回る倉庫に行くから、目がそんな、お姫さんになるんだよ」と、悔しまぎれに言う。
は?「お姫さん」って何のこと?その時、神宮寺の目がキラーン!と光った。親指と人差し指を丸めて目に当てると何かを探し当てた様子だ。
「ふるさとは、ただ一つ!」出た!神宮寺がプロファイリング能力を駆使し、容疑者の出身県がわかった時の決めゼリフだ!
「そこはマヨネーズの支出金額が日本一、人間ドック等の受信料も日本一、そして清田という名字が日本一多い県!君は、熊本県民だ」
「なんでわかったんだー!」と崩れ落ちる清田。
つまり神宮寺は、安井の目にできた、一般的に言う「ものもらい」のことを「お姫さん」と呼んだことから、清田の出身県が熊本県だと見抜いたのだ。
・・・って、本当に熊本の人は目のできものを「お姫さん」なんてきれいな言葉で呼ぶの?
熊本県で確かめてみた。専門学校の卒業生3人組に「ものもらい」のイラストを見せると、「お姫さん」とポロリと言うではないか。熊本マダムお二人も「お姫さん」とあっさり言う。
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男性にできても、お殿さんとは言わないそうだ。眼科医に行っても、まつげサロンに行っても、お姫さん。サロンの女性たちに、他県での呼び方は「ものもらい」だと教えると、「お姫さんでよかった。熊本は品がありますよね」と喜んでいた。確かに、上品!
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神宮寺が解説するには、ものもらいの「もの」は災い・おばけなど得体の知れないものを目にもらった、と言う意味で普通は「ものもらい」と呼ばれる。熊本ではこの得体の知れないものを、ここにいるべきではない遠い存在として「お姫さん」に例えて呼ぶようになったそうだ。
そこに今度は、事件の黒幕らしき人物が部下2名を伴って連行されてきた。なぜか黒幕は眼帯をしている。神宮寺が安井のものもらいを指差して、「これは何と呼びますか?」と質問すると、黒幕は「それは、ばかだろう。私も今、目にばかができている」と思わぬ回答。だから眼帯をしていたのか。しかし「ばか」とは!すると部下の一人が「それはめっぱちですよ」と言い、もう一人が「でばっこだよ」と言い出した。何が何だかわかんない!
神宮寺はここでまたプロファイリング!めっぱち、と呼んだ男は「新潟県民だ!」、でばっこと言った男には「君は和歌山県民だ!」、そして黒幕の男には「あなたは宮城県民だ!」とそれぞれ言い当てた。
つまり「ものもらい」は「お姫さん」以外にも様々な呼び方があり、「めっぱち=新潟県」「でばっこ=和歌山県」「ばか=宮城県」だったのだ。ついでに「みんべー=沖縄県」「めかいこ=群馬県」だそうだ。
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清田と黒幕たちが逮捕され、事件は一気に解決。それにしても「ものもらい」の呼び方がこんなにあるなんて。飲み会をやる時にでも、お友だちの呼び方を聞いてみると楽しそうだ!

【文:境治】
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