全国400種類の「ご当地中華まん」を食べまくった男 極め付きの中華まんはコレだ

2018.02.14

ライセンス・藤原一裕、井本貴史、NMB48・渋谷凪咲の3人が振り切った人生を送る「ワケあり人」を紹介する番組「ワケあり!レッドゾーン」。1月14日に登場したのは「ワケありほかほかマン」。MCの3人はその名前を聞いた瞬間には怪訝そうな表情を見せるが、スタジオで待つ男性の横に置かれたあるモノを見て「エエやん!」と態度が一変。うれしそうにスタジオ内へと足を運んだ。

男性の横に置かれていたのは、熱々ほかほかの中華まんが入れられた蒸し器。今回のワケあり人、松本学さんが「私は全国の中華まんを400種類以上食べたご当地中華まん研究家です」と自己紹介すると、「やった!」「時期的にも抜群!」「視聴率上がる!」とMCの3人からは拍手&歓声が上がる。蒸し器は松本さんの「マイ蒸し器」とのことで、「インターネットで28,000円、送料8,000円」とプチ情報も披露。元々中華まんが大好きだったものの、どハマりしたのは2004年開催の中華まん博覧会。全国100種の中華まんを食べ比べ、そのバリエの豊富さ、おいしさに魅了されたとのこと。今ではご当地グルメ研究会を立ち上げ、毎年中華まん博覧会を開催している。

スタジオのボードには、これまで松本さんが食べた400種以上の中華まんから厳選したご当地まんの写真がずらり。その中から、兵庫・神戸 点心専門店「南京町 皇蘭 本店」の「神戸牛 肉まん」、東京・世田谷 台湾肉まん専門店「鹿港(ルーガン)」の「肉包(ローパオ)」、北海道のお取り寄せサイト「北のシェフ」の「なまらコンポタまん」、静岡県・東伊豆町「花月製菓」の「キンメの煮付けまん」、長崎県・大村市「狩野ジャパン」の「元祖かりの ちゃんぽんまんじゅう」、沖縄県・恩納村「おんなの駅」包 paoの「恩納村 もずく肉まん」、栃木県「フタバ食品」の「とちおとめまん」がスタジオに登場した。

お取り寄せ日本一、博覧会人気No.1、1日2,000個売れるなど、どの中華まんも人気、味とも松本さんお墨付きのものばかり。MCの3人も、そのおいしさにテンションが上がる。中でも渋谷は恒例のコメント泥棒を連発。しかしコメントをパクる箇所を間違えたかと思うと、まさかの「なんて言ったらいいんでしょう?」と何も言葉が浮かばないというシーンも。仕方なく藤原が続いて感想を話すと「私もそう思いました」とタダ乗りするなど、いつも以上の自由さで番組を満喫する。

松本さんは、それぞれの中華まんの使用食材や販売個数、調理法などを丁寧に解説。さすがは中華まん研究家という一面を見せたかと思うと、藤原のコメントはスルーして、パクった渋谷のコメントを拾うというナイスプレイも。「おいしい!」「革命!」などMC3人が発する絶賛の声を聞くと、ご当地まんにはいろんな造り手のアイデアが詰まっていて、それが伝わるのがすごくうれしい、とにっこり。そして、日本からアメリカへ渡ったカリフォルニアロールを例えに出し、中国から伝来したパオズが進化して、日本ならではの中華まんになっているのがすごく楽しい、とワンハンドでご当地グルメが楽しめる中華まんの良さを重ねてアピールしていた。

ネット上でも次々と登場する魅力的な中華まんに「食べてみたい」「うまそー!」「お腹空いた!」などの書き込みが続出。ほかにも定番の「また飯テロ」といった声や、深夜にもかかわらず番組が終わったら買いに行くという強者も現れるなど、スタジオに負けず盛り上がっていた。

【文:佐野 興平】
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