鶏の足?トサカも食べる?ウミヘビもおいしい?日本各地の肉食文化の衝撃ミートにたまげた!

2021.09.20

鶏の足?トサカも食べる?ウミヘビもおいしい?日本各地の肉食文化の衝撃ミートにたまげた!
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日本は江戸時代まであまり肉を食べなかったらしい。だがいまや、全国各地にそれぞれの肉食文化が進化し花を開かせている。「肉の祭典!BEST10」には北海道のジンギスカンを筆頭に、岐阜の鶏ちゃん、青森のバラ焼など、それぞれジュージュー焼いておいしそうな肉料理が並ぶ。

このBEST10には入れにくいがあまりの奇抜さに紹介したいのが驚きの肉料理、「衝撃ミート」だ。食材の名前を聞くだけで引いてしまうし、料理の見た目も正直、おいしそうというよりおそろしいと言いたくなってしまう。

まず紹介する衝撃ミートが、大分県日田地方で食べられる「鶏の足」だ。え?足?そう聞いた途端に腰が引けてしまうよね。でも、日田の人たちは食べるのだ。おいしそうに、ガツガツと。

鶏の足を食べる、と聞いてもどう食べるのかがピンと来ない。鶏もも肉のおまけとして出てくるのだろうか。日田地方のあるお宅にお邪魔すると、おかあさんが鶏の足をお皿に乗せて運んできた。ゲゲゲ!それはまさに、鶏の足!大量に、単独で、十数本もの鶏の足だけが出てきたではないか!しかも濃い茶色で、おどろおどろしく見える。まさかこれ、このまま食べるの?
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ところが家族の皆さん、老いも若きも男も女も、一斉に皿から手にとって鶏の足をしゃぶり始めるではないか。見た目で抵抗を感じないのか?「赤ちゃんの頃から食べてるからねえ」と赤ちゃんを抱いたおかあさんが言うので反論しようもない。

「皮のとろんと中の筋のコリが最高ですよね」「肉球が一番おいしい」とみなさん嬉しげに言うのだが、ちょっとねえ。でも手羽先を食べるのだから、足の先を食べてもおかしくはないかな。

さらに、日田地方の別のお宅ではおいしそうなおかずが並ぶ中に、なーんか見たことある形の食材が盛られている。鶏の足から連想すると、この三角が列を成したような形は・・・あ、あれだ!あの鶏の頭に乗っかってる!そう、トサカ!
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ゲゲゲゲゲ!いよいよ引くよ、トサカも食べるの?茹でたものをポン酢で食べるのだそうだ。うーん、まあ豚の耳をミミガーとして食べることもあるんだから、ありなんでしょうけど、日田のみなさんは鶏をすべて食べ尽くすんだなあ。
「鳴き声だけは食べられないけどね」と妙にうまいことをおかあさんが言うのだけど、そのうち声も食べちゃうんじゃないの?

もうひとつ、紹介したい衝撃ミートは沖縄から。ある食堂で運ばれてきた大きな器に入った味噌汁的なもの。ただ、何やら得体の知れない黒い物体が3つほど汁に浸かっている。ん?黒い魚か?よく見ると鱗がついてない?魚の鱗より爬虫類のものに思える。
「お待たせしましたイラブー汁です。」
え?イラブーって、ウミヘビなの?!?!
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ウミヘビはその毒がハブの70倍も強いと言われる恐ろしい生き物。だが沖縄では網にかかると3週間かけて燻製にする。毒も消えるというからよくできたものだ。

この燻製のウミヘビを鍋に入れて茹でるとおいしいダシが出てくる。これに様々な具材を加えて8時間煮込むとイラブー汁の完成だ。どんな味なのか?

「熟成した鰹節をたくさん入れたダシ汁って感じ」
「ビーフジャーキーにも似てるかな」

そして「夜に効くんですよ」とニヤニヤいうおとうさんもいたが、あくまで個人の感想なのでご注意を。

いやいや、それにしても日本の肉食文化も奥が深い。衝撃ミートも興味は湧くけど、やっぱりジンギスカンでビールをぐいっといきたいね!まだしばらくは、おうちごはんでお肉を食べてがんばりましょう!

【文:境 治】
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