『ラブオールプレー』第11話は絆深まる夏花火! 解散危機の“みずかきペア”は関係修復できるのか⁉

2022.06.13

『ラブオールプレー』第11話は絆深まる夏花火! 解散危機の“みずかきペア”は関係修復できるのか⁉
©ytv
テレビアニメ『ラブオールプレー』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜夕方5時30分~※一部地域を除く)の6月11日の放送は、第11話「花火」。

バドミントン部の地獄の夏合宿がついに終了! 1年生たちは打ち上げがてら内田の家でBBQを満喫する。しかし、合宿中に息が合わずギクシャクしていた水嶋&榊の“みずかきペア”は、不穏な空気を残したままだった…。
そんななか、松田のもとにファンの歩美たちから花火大会の誘いの連絡が来る。バド部1年生は全員で参加することにするが、松田にはある目的があった…!
というのが第11話のストーリーだ。

実はジンギスカンが苦手な遊佐や、先輩の弱点を握る裏の顔(?)を覗かせた内田など、今回も見どころが満載だったが、特に注目を集めていたのは “みずかきペア”のふたりだろう!
榊からの熱烈アプローチで結成された“みずかきペア”。だが、ふたりのコンビネーションが今なおうまくハマっていない。モヤモヤを抱えた榊は、前エピソードのラストでダブルス解消を申し出てしまっていた…。
そんなふたりの行く末を案じながら1週間を待っていた視聴者も多かっただろうが、彼らを心配する気持ちは松田たちチームメイトももちろん同じだ。
松田は花火大会の会場でわざと水嶋と榊をふたりきりにし、話し合いの時間を作ってあげようとする。その好機に水嶋は思いきってダブルスの話を切り出すが、榊はおどけた調子で話をはぐらかし、ひとりどこかへと逃げて行ってしまった…。
そんな榊の行動に松田は「あいつ、しょうがない奴だな」とあきれていたが、視聴者のなかには彼の心境に共感する人も多かった様子。「本音で話し合うって難しいよね…」「榊の気持ちもわかるよ~」「心がモヤモヤしているだろうに、BBQで率先して後片付けを手伝う榊、偉い」といったコメントが散見された。
こういった等身大の高校生の心の動きが丁寧に描かれている点は、『ラブオールプレー』の魅力の一つといえるだろう。

その後、水嶋たちは、建物の屋上でひとりもの思いにふける榊を発見。やっと話し合う機会を作ることに成功する。
苦しそうな表情で、水嶋との実力差を実感するからこそ身を引こうという考えを伝える榊。水嶋は必死に彼を引き留めようとするが、話を聞いていた東山ツインズは「みずかきペアで問題なのは榊だけじゃないよね」「水嶋のほうにも相当問題があると思うな」という少し意外な言葉をかける。
彼らの見立てでは、水嶋は榊をフォローしようという意識が強すぎて榊のことを信用していないというのだ。

その指摘は水嶋にも思い当たる節があった。彼はケガをした横川を必死にかばう遊佐のプレーに影響され、その姿を手本にしてしまっていたのである。自分の慢心を突き付けられた水嶋は、赤面しながら榊に謝罪。すると榊もまた、自分らしいプレーをするために水嶋のフォローを期待してダブルスを申し込んだのだと、本心を吐露。お互いにこれまでの自分の在り方を反省したふたりは、改めてダブルスを組むことを誓い合うのだった…。

まさに青春!といった水嶋&榊の友情物語。夜空には美しい大輪の花火が打ち上げられるのと同時に、SNSでも“みずかきペア”の再出発を祝う声が噴出。「青春すぎて泣けた…」「みずかきペア、めちゃくちゃ応援したくなりました!」「榊らしいプレーをする榊と組みたいという亮の想いが素敵でした」というあたたかいコメントがあふれていた。

雨降って地固まった“みずかきペア”は、その後見事に新人戦の出場枠を獲得。
ふたりの強い絆と信頼関係を、ぜひ公式試合で見せつけてほしい!

次回は、読売テレビ・日本テレビ系にて
6月18日土曜夕方5時30分から、
第12話「疾風」が放送!
※一部地域を除く

いよいよ新人戦が開幕する。
個人戦シングルス決勝の対戦カードは…なんと、水嶋VS.松田の同校対決⁉
以前、部内のランキング戦で他の部員の視線をくぎ付けにする互角のラリーを見せていたふたりだが、はたして今回はいったいどちらに軍配が上がるのだろうか?
次週も見逃せない展開が続きそうだ!

Ⓒ小瀬木麻美・ポプラ社 / 横浜湊高校バドミントン部

【文・後藤悠里奈】
この記事を共有する

新着記事

新着記事一覧へ

アクセスランキング