“真・毛利小五郎”誕生!? 超前向きなおっちゃんに救われる『名探偵コナン』
2020.06.01
山田奈央知人のバーテンダーに依頼された小五郎は、あるバーにいた。そんな小五郎の様子を見に、コナンもやってくる。小五郎が受けたのは「仕事中にポンと変な音がする」という謎を解いてほしいとの依頼だった。その日も、音がしたときにいつもいる客が来店していた。客たちを観察しつつ、コナンは何度か自宅に戻り、小五郎は酒を楽しむ。そんな中、酔って寝ていたはずの客の1人が、絶命しているのが発見された……というストーリーの解決編。
小五郎は、コナンが蝶ネクタイ型変声機で出している声を“自分を客観的に見る、もう1人の俺”、時計型麻酔銃による眠気を“俺の脳細胞がフル回転している代償”と認識していることが判明。
Twitter上では「自信がスゴイ……」「記憶がないのにスーパーポジティブ!」「どう考えても怪現象なのに受け入れていくスタイルw」「幸せに生きられそう、いいな」「これは世界を救うレベル」などとつぶやかれた。小五郎の楽観的な様に呆れつつも、ファンは癒されていたようだ。
中でも「潜在的に眠っている真の俺」とした“真・毛利小五郎”は多くの人の心をつかむパワーワードだったようで、TLが一時、この単語だけで埋まる事態となった。
“最近はこの眠りが心地いい”と、記憶がないまま事件を解決してしまっていることを、すっかり受け入れているらしい小五郎。これだけ楽観的だからこそ、コナンが小五郎として推理を続けられているのかもしれない。果たして、小五郎が“真・毛利小五郎”の正体に気が付く日は来るのだろうか……?
【文:山田 奈央】
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