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飲みのあとに「シメパフェ」って意味不明だがおいしそうだからありかもしれない!

2017.12.09

忘年会の季節、最後には“シメ”が欠かせない。ラーメンやお茶漬けが定番だが、全国の歓楽街にはその街独自のシメのメニューがあるようだ。中には、独自すぎて他県民には理解できない不思議なものもある。

12月7日放送の『秘密のケンミンSHOW』では、「全国秘密のシメ祭り」と題して日本中から選んだ3つの街のシメ料理を紹介した。

まず愛知県は名古屋の歓楽街、錦ではシメにうどんが人気だという。名古屋のうどんなら、味噌煮込みうどんに決まってる!だが深夜にも関わらず行列ができているお店「うどん錦」を覗いてみると、カウンターでお客さんがすすっているうどんのつゆは、なんと黄色い!そう、味噌煮込みではなくカレーうどんなのだ。30年前にこの「うどん錦」ができた時には夜中にカレーうどんを食べる文化はなかったそうだ。まさにこの店が数十年かけて名古屋のお客さんにそういうクセをつけたのだと、ご主人はドヤ顔で語る。
これが元祖「うどん錦」のシメのカレーうどん

これが元祖「うどん錦」のシメのカレーうどん

それにしても、シメにカレー、しかも太目の讃岐うどんとは、ちょっとくどいのでは、と思ってしまう。だが名古屋市民は口々に、さっぱりスープでするするすいけるとなぜか誇らしげに言う。名古屋に行ったら、ぜひシメにカレーうどんを食べてみたいものだ。

次に登場したのは九州は長崎県民のシメ料理。ちゃんぽんか皿うどん、いやラーメンではと考えてしまうがこれもまた意表を突いて出てきたのは、おにぎりだった!

酔っ払った長崎県民が吸い込まれたのは「かにや」というおにぎり専門店。深夜なのに満員のお店で各グループが人数より多いおにぎりを注文しほおばっていた。専門店とあって具の種類はたくさん用意されている。だが半分くらいは“塩さば”を注文するという。「かにや」の名物おにぎりとなっているのだ。塩焼きのさばの身がつまったおにぎりは、他県では食べたことがない人のほうが多いだろう。二番人気の“てんかす”とともに長崎県民には親しまれているそうだ。
「かにや」の塩さばおにぎり。長崎のシメとして大人気!

「かにや」の塩さばおにぎり。長崎のシメとして大人気!

シメにおにぎり、というのは確かに居酒屋でメニューに載っていることもある。なんとなく地味で注文したことはあまりないが「かにや」の賑わいを見ていると、試してみたくなるから不思議だ。

さて最後に紹介するのが札幌はすすきので最近流行っているシメメニューだ。これに比べるとカレーうどんやおにぎりが普通に思えてくるくらい強烈。なんと、すすきのでは“シメパフェ”が絶賛大流行しているというのだ。
シメパフェは大人っぽく凝った中身が魅力だ

シメパフェは大人っぽく凝った中身が魅力だ

登場したのは「佐藤」という店で、営業時間は18時からと基本姿勢がシメ対応。出てくるパフェも凝っていて、例えば“塩キャラメルとピスタチオのパフェ”なーんてのがメニューにある。お値段も1000円台となかなか高め。手が込んだ高めのパフェを酔った挙句に注文するのは、なんとなく気分的には理解できる気がした。

「佐藤」以外にもたくさんパフェ専門店があり、堂々と“シメパフェ”と看板を掲げている。そう言われると小粋な食文化に思えてきた。さらに、焼肉屋でも“シメパフェ”がメニューに載っていたりして、どうもすすきのでは流行というだけでなく、新たな食文化として根づきはじめているらしい。これは、全国に広がるのも時間の問題かも。だがそうなる前に、すすきので食べてみたい。次に札幌に行くことがあったら、絶対行くぞ!待ってろよ、シメパフェ!

【文:境 治】
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