【大阪府】イキってる人が大キライな大阪府民。その「イキってる」ってどんな人?

2024.04.12

この記事の番組をTVerで視る
春の新生活がスタートし、新たに大阪府民に接する機会が増えた人も多いだろう。だが、ここで忘れてはいけない大切なルールがある。
大阪府民が特に嫌う、あるタイプの人物について。それは、「イキってる」人々

「イキってる人は心の底から嫌いですね。」と嘲笑うように言う大阪女子。
「なにイキっとんねん、となる。」とスゴむ大阪のおっさん。そんなに嫌いなの?
「イキってる」は、関西弁で「格好をつける」「粋がる」という意味。
「調子に乗る、カッコつけてるということ」と大阪女子たちが説明しながらなんだか怖い。

「イキってる」という言葉自体は今や関西だけでなく、全国的にも知られるようになってきた。しかし、大阪府民の「イキってる」に対する敏感さは、他のどの地域にもまして独特のものがある。
「背伸びしてるみたいな感じですかね?」つまり、少し無理して言ってる人が鼻につくのだろう。

十三にいたなにわビジネスマンは「ピザを“ピッツァ”という奴」はイキってるとみなすそうだ。
「イタリア人かよ」「一秒ぐらい無駄にしてる」と容赦がない。

「カタカナで頼むやつはあかんね、シーザーサラダとか」えー?だってそういう名前なんだから・・・。
どうやら、大阪府民から見た「イキってる」には、普段使わない外来語を使うことも含まれるようだ

さらに、身につける物についても細かくチェックされる。
「財布結んでるチェーンとか。」はイキってると言う大阪マダム。
「男の人でも白パン、歯白、顔黒。 顔つきがイキってるもん」そうですか、そこまでダメですか。

では自分がイキってると言われたら?お兄さんに聞くと「傷つくかも」と言う。
アホでは?「傷つかへん」バカは?「全然」イキってるは?「イヤ!」そこまでですか!
では「カラオケで英語で歌う人のイラスト」を見せたらどう思うか?
「イキってる!バリイキってる!」と即座に反応。
「おれは違うぞ、とアピールしたいんですよ、この人は。」とものすごく蔑む。
「そのうち小指立てますよ。」

次に「居酒屋でワインを楽しむ人のイラスト」を見せてみた。
「いきなりワイン頼む人てイキってる」と大阪女子は手厳しい。
「カビ生えてるチーズがイキってる」とダメ押し的に言う。よく気づくねえ。
「髪型もセンター分けはイキってる」もはやすべてダメ!


興味深いのは、このイキってるに敏感なことが、自分にも影響を与えていることだ。
「サングラスかけれない。イキってることになっちゃう」かけたいならかければいいのに。
自由じゃないのでは?とつっこむと「いろいろしがらみもありますよ」って、結局我慢してる!
イキってるはカッコつけてるという意味だが、そう言われないためにカッコいいことしないのもおかしくない?

それにしても、大阪府民が「イキり」に敏感なことはよくわかったから、みなさん、ヘタにカッコつけたことしないほうがいいかもね。
この記事を共有する

新着記事

新着記事一覧へ

アクセスランキング