365日、上野動物園に通い続ける「パンダ男」シャンシャン生まれて大忙しの日々

2017.11.02

毎回様々な「ワケあり人」が登場し、マニアックな世界を見せてくれる「ワケあり!レッドゾーン」。ライセンス・藤原一裕、井本貴史、NMB48・渋谷凪咲のMC陣とワケあり人との爆笑トークを楽しめるこの番組が、200回記念に「ワケあり人アップデートゾーンSP!!」を放送。これまでに登場した個性的すぎるワケあり人から8組を厳選し、より進化した現在の姿を紹介した。

10月1日に続き、10月8日オンエアの後半戦に登場したのは「パンダ男」こと高氏貴博さん。365日上野動物園に通い、パンダの写真を1日に1,000枚以上撮影しているだけでなく、休園日にも欠かさず訪れ、「パンダ、何してんのかなぁ」と動物園入口の写真を撮るという、激しすぎるパンダ愛を披露したのが以前のオンエア。今回のアップデートの内容は「上野動物園以外のパンダも見に行った」というもの。スタジオにやってきた高氏さんは、まずパンダの赤ちゃんが産まれて泣いた、今も変わらず上野動物園に日参していると現状を報告。さらに、書籍やカレンダー、写真展のオファーがあり、大忙しの毎日を送っていると話す。そして「浮気をしないで、上野(動物園)の二頭だけを見ていこう」と決めていたものの「5年間遠出せず、家族をどこにも連れて行っていない」という家庭内事情から、上野動物園の休園日に一泊二日で関西へ出かけたとのこと。「じゃあ、上野動物園には?」という問いかけには、「朝に入り口の写真を…」と高氏さん。すかさずライセンスから「行ったんかい!」とツッコミが入った。

旅行先は兵庫県神戸市にある王子動物園。「タンタン」「リーリー」という二頭のパンダの印象は「これまたかわいかったんですよ」とニッコリ。上野と違って小ぶり、足が短くてヨチヨチと歩く、と写真で比較しながらうれしそうに解説。しかし、奥様は「なんで旅行に来てまでパンダ!?」と若干キレていたとのこと。「それは若干じゃないんでは?」と藤原も心配顔でツッコミを入れていた。さらに和歌山県白浜町の「パンダの聖地(高氏さん談)」であるアドベンチャーワールドにも足を伸ばしたそうで「(パンダが)すごくいきいきしていた」と、高氏さん自身もいきいきとトークを展開。五頭いるパンダを撮影するために「一日中連射していました」と、その日だけで約8,000枚を撮影したというエピソードを披露。ラストには生まれ変わったらパンダになりたい、もし笹に生まれ変わっても「おいしく食べてくれたら…」とより激しくなったパンダ愛ぶりを語ってくれた高氏さん。ネット上でもパンダのかわいさを絶賛するコメントや見に行ってみたいという声が上がっていた。

続いてスタジオに現れたのは、人気美容整形外科の院長でありながら、ド派手なファッション&ライフスタイルを送っている「超セレブな侍ドクター」近藤惣一郎さん。アップデートニュースは「4,000万円のフェラーリ購入!」。踊りながらスタジオイン、カメラに向かってポーズを決めるその姿に渋谷は爆笑する。今回手に入れた「フェラーリ458スパイダー」が写真で紹介されたほか、釣りもプロレベルとのことで、沖縄で釣った巨大マグロを飛行機の手荷物で持ち帰るというエピソードも披露。そして、さらなるアップデート情報として「ロンリー侍DD」であることを告白した近藤さん。「DD」の意味がわからない3人に、「ドクター&ダンサー」の略だと話したかと思うと「誰だって大好き」でもいいと解説。「どっちかにして」とツッコむ井本に、「どっちだっていい!」と藤原がさらに「DD」をかぶせると、近藤さんもご満悦の表情を見せる。ダンスを始めたのは昨年12月からとのことで、運命的な出会いだったというデッド・オア・アライブの曲に乗せ、自慢のダンスを披露していた。

ほかにも、二足歩行のロボット同士が戦う格闘技大会に200回以上出場し、数多く優勝している「日本最強のロボット夫婦」くぱぱさん、くままさん、大学芋が好きすぎて「日本・大学芋愛協会」を作ってしまったという奥野靖子さんのアップデートニュースも紹介。ますますパワーアップしているワケあり人たちの現状にスタジオの3人も大いに盛り上がっていた。


【文:佐野 興平】
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