『半妖の夜叉姫』第41話は、犬夜叉ファミリーの熱い共闘! 犬夜叉のパパ度満点の「娘」発言にSNS騒然

テレビアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜夕方5時30分~※一部地域を除く)の1月29日の放送は、第41話「阿久留のかざぐるま」。

冒頭では、希林 理が現代で妖霊星の接近をただ一人察知し、このままでは誰も気づかぬうちに人類が滅亡してしまうことを嘆く。
そのころ、戦国時代では、父・殺生丸を救ったとわが、倒れてしまう。
殺生丸の魄(はく)を奪う麒麟丸の妖火球の妖気を、斬星剣によって吸い取る替わりに、とわ自身の魂(こん)が剣に奪われ、心が死ぬほど、魂が尽きてしまったようだ。
しかし、そこに現れたのが、時の精霊・阿久留だ。犬の大将の一族にだけ見えるという阿久留が、とわにかざぐるまを向けると、魂が降り注ぎ、とわが復活。
すると、時代樹の精霊が現れ、阿久留が夜叉姫たちを認めたのだと語り、令和の時代に行き、妖霊星を破壊し異物を排除するよう、とわたちに命じる。
ようやく再会できた殺生丸ファミリーだが、母・りんはとわとせつなの二人を気丈に送り出す。「必ず、生きて帰ってきてください! そして、殺生丸様と共に、あなたたちを力いっぱい抱きしめさせて下さい!」と約束をして。
しかし、令和の時代に行くには、雲上の殺生丸の母の館の前にある、時の風車のもとにいかなければならないのだ。

一方、もろはは、骨喰いの井戸で、父母である犬夜叉、かごめと家族団欒を過ごしていた。
かごめが、井戸は犬夜叉との思い出の場所だと語ったことで、犬夜叉は大テレ。SNSでは「犬夜叉、顔真っ赤になっちゃって可愛い」「犬夜叉とかごめちゃんの間に挟まれて犬座りしてるもろはがたまらん」など、犬夜叉ファミリーを微笑ましく見守る声が続出。
さらに見どころは、殺生丸を探す麒麟丸vs.犬夜叉ファミリー。妻子を守ろうとする犬夜叉、子を守ろうとするかごめ、守られるのではなく、自身も両親からもらった新しい弓で参戦するもろはの姿には、「親子共闘最高すぎん?」などの声が。

しかし、そこにとわとせつながやって来て、令和の時代に行って妖霊星を破壊して来ると伝えると、阿久留がもろはにも一緒に行くよう促す。
時を越えようとする夜叉姫たちを追おうとする麒麟丸。その前に、犬夜叉が立ちはだかり、言い放つ。
「娘には指一本触れさせねーぞ!」
この一言には、「犬夜叉がいいパパしてる!」「このセリフだけ何度もリピしてる」「あんなにヤンチャだった犬夜叉が……」「犬夜叉が『娘』と言った!」など、犬夜叉の成長を親心のように見守る視聴者の声があふれていた。
そんな戦いの最中、麒麟丸は撤退する。自分の分身である理玖と共に旅していた、娘・りおんの異変を察知したためだ。

麒麟丸は倒れたりおんのもとに現れ、魄が足りなくなったりおんの体に魄を注入し、復活させる。しかし、りおんの態度はつれない。命を落とした娘を600年間結界に封じ込め、その後も死ぬことを許さない麒麟丸の愛情は、りおんを苦しめるだけだ。しかし、あまりに一方通行の不器用な親心には「さすがに麒麟丸、可哀想になってきた」という声も散見された。
そして、麒麟丸の目論見を知った弥勒と珊瑚も、参戦に向けて動き出し、関東管領・扇谷柊弾正は、琥珀に将軍家ゆかりの名刀・菊十文字を授ける。これはとわにとっても因縁のある刀だが、もしかして最終武器になるのだろうか。
さらに、楓も久しぶりに登場。楓は犬夜叉とかごめが死んだだろうと思っていたため、本来は感動の再会となる場面だが、かごめは村人たちをすぐ避難させるよう伝える。
そして、令和の時代にもとうとう妖怪が現れ……。危機が目前に迫る今、もはや一刻の猶予もない!


次回は、読売テレビ・日本テレビ系にて
2月5日土曜夕方5時30分から、
第42話「崩壊する時の風車」が放送!
※一部地域を除く


夜叉姫たちは、時の風車を求め、殺生丸の母のもとへ。とわとせつなは、祖母である御母堂と無事対面できるのか。また、謎の新キャラ・冥道丸が登場するほか、りおんが父・麒麟丸に刃を向ける場面も。ますます怒涛の展開が予測される!

原作/高橋留美子「犬夜叉」(小学館 少年サンデーコミックス 刊)
Ⓒ高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020

【文・田幸 和歌子】